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授業科目名
担当教員
景観工学特論
石井 信行
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324150 2 (未登録) 1 後期 III
[概要と目標]
景観に関わる英文文献を教科書として取り上げ,邦訳文作成,討論を通してそれらの哲学や思想を理解していく。具体的には,各回の担当者を決め、割り当てられた箇所(2ページ前後)の訳文を作成するとともに,対象箇所の内容を基にクラスで議論するテーマを設定する。担当者以外の者は邦訳に対する批評と提示されたテーマを議論することで理解を深める。そのため,当然のことながら,担当者以外も毎回対象箇所を読んで来ることが前提となる。<BR><BR>これまでに取り上げた著作<BR>参考までに和書を使用して異なるやり方で行っていた時のものも紹介する。<BR>・リンチ,K.「都市のイメージ」<BR>・和辻哲郎「風土」<BR>・ハワード,E.「明日の田園都市」<BR>・中村良夫「風景学入門」<BR>・ル・コルビジェ「輝く都市」<BR>・アレグザンダー,C.「オレゴン大学の実験」<BR>・ジェコブス,J.「アメリカ大都市の死と生」<BR>・エクボ,G.「環境とデザイン」<BR>・ヴェンチューリ,R.「建築の多様性と対立性」<BR>・槙文彦他「見えがくれする都市」<BR>・芦原義信「隠れた秩序」<BR>・アン・W・スパーン「アーバンエコシステム」<BR>現在のやり方になってからのもの<BR>・Frederick Law Olmsted,"CIVILIZING AMERICAN CITIES"<BR>・Robert Venturi et al., "LEARNING FROM LASVEGAS"<BR>・Lewis Mumford,"The City in History"<BR>・Christian Norberg-Schulz,"GENIUS LOCI"<BR>・Michael Hough,"CITY FORM AND NATURAL PROCESS"<BR>20年度については,"CITY FORM AND NATURAL PROCESS"を継続して行います。
[到達目標]
・専門分野の英文文献を理解できる。<BR>・専門分野について議論のテーマ設定及び進行することができる。<BR>・専門分野について自分の考えを的確に伝えることができる。
[必要知識・準備]
景観工学・都市計画<BR>建築・造園についても基本的なことを知っていることが望ましい。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 20  %教科書に関する課題についてまとめたものについて,理解度・思索の深さ等を評価する。 
2発表/表現等 80  %(1)邦訳・課題設定:50% (2)討論への参加度合:30% これらについて,内容の的確さ,準備の状況を評価する。 
[教科書]
  1. CITY FORM AND NATURAL PROCESS, Routledge, ISBN:0415043905
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.ガイダンス:対象文献の紹介<BR>2.〜14.対象箇所邦訳文の批評・テーマの議論<BR>15.総括のための議論<BR><BR>尚,担当者は担当週の月曜(担当教員の都合により火曜となることもある。)に,訳文とテーマについて担当教員と議論する。