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授業科目名
担当教員
土質力学特論
村上 幸利
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324030 2 土木環境工学 1 前期 II
[概要と目標]
 日本では、人口が密集する沖積平野において社会活動や経済活動が著しく、これに伴ってこのような場所に各種の土木構造物の建造が行われる.一般に、沖積平野は軟弱土で形成されることが多いために、土木構造物の施工段階で工学的問題が発生しやすく、その設計において十分な注意を要する.このことに関連して、講義では、沖積平野の地質学的・地形学的考察を行い、沖積地盤を形成する土の力学的性質を詳説する.
[到達目標]
 土木環境技術者として、軟弱地盤に遭遇することは多々あると考えられるが、そのときに必要となる専門的知識を習得する.
[必要知識・準備]
 土質力学と土質工学に関する基礎的知識<BR> 地球科学の素養
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 30  %2つの重い課題を出すが、その提出物の内容等について評価 
2平常点/受講態度 20  %出席状況について評価 
3発表/表現等 50  %課題に対する発表者のプレゼンテーション能力等について評価 
[教科書]
  1. 教科書を用いず、講義する。
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
下記の内容について、個々の課題を設定しながら、教員と受講生の間で双方向の意見交換を活発に行えるような講義形態を取る。<BR><BR>  1.沖積地盤の形成過程<BR>  2.沖積地盤の微地形と土質<BR>  3.沖積地盤を形成する土の力学的性質<BR>  4.軟弱地盤の定義<BR>  5.軟弱地盤上に建設される構造物の設計法<BR>  6.軟弱地盤上に建設される構造物の施工管理<BR>  7.土質力学からみた軟弱地盤のトピックス