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授業科目名
担当教員
構造力学特論
吉田 純司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324010 2 CL 1 後期 II
[概要と目標]
 振動論は,学部で学習してきた構造力学の発展的な野であり,また,構造物の耐震設計などの実務でも広く利用されていることから,必要不可欠な知識である.<BR> 本講義では,振動論の初歩である1質点系モデルに対象を限定し,その自由振動,強制振動,地震応答解析での数値計算法について学習する.
[到達目標]
 振動論の基礎となるとなる1質点系の自由振動および強制振動について,手計算で応答を算出できること.また,1質点系モデルの地震応答解析における数値計算法についての基礎知識を理解する.応答スペクトルの工学的意味を理解する.
[必要知識・準備]
高校での物理における力学の基礎知識
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 60  %レポートを5回程度出し,内容の理解レベルを確認する. 
2平常点/受講態度 40  %授業に出席し,演習問題をこなす. 
[教科書]
  1. 特になし
[参考書]
  1. 大崎順彦, 新・地震動のスペクトル解析入門, 鹿島出版,
    (購入の必要はありません.)
[講義項目]
1.構造物のモデル化<BR>2.1質点系モデルによる自由振動<BR>3.1質点系モデルによる強制振動<BR>4.1質点系モデルによる地震応答解析での数値計算法<BR>5.地震応答スペクトルとその応用