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授業科目名
担当教員
エンタープライズコンピューティング特別講義特論II
高橋 正和
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
323361 1 (未登録) 1 集中 (未登録) (未登録)
[概要と目標]
構造化設計(リアルタイム)は,古典的な組込ソフトウェアの設計技法である.しかし,ハードウェア制限が厳しい小規模な組込ソフトウェア,および,再利用を考慮しない組込ソフトウェアの分野では,未だに数多く使用されている.本講義では,このようなソフトウェアの設計で使用される構造化設計手法(リアルタイム)について概説する.受講者には,小規模な組込ソフトウェアの設計をしてもらい,その結果の発表をしてもらう.それを通じて,構造化設計手法(リアルタイム)の定石を習得する.なお,必要に応じて企業における事例を紹介する.
[到達目標]
(1)構造化設計手法(リアルタイム)で記述されたソフトウェア設計図を読むことができる.<BR>(2)構造化設計手法(リアルタイム)を用いて,小規模な組込ソフトウェアの設計をすることができる.
[必要知識・準備]
エンタープライズコンピューティング特別講義特論1を受講していること.若しくは,構造化設計手法(非リアルタイム)に関する知識を有し,それを用いて小規模なソフトウェアを設計することができること.
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 50  %構造化設計手法(リアルタイム)を理解度しているか評価する. 
2平常点/受講態度 20  %講義への参加態度について評価する. 
3発表/表現等 30  %設計結果を他者に分かりやすく説明できるか評価する. 
[教科書]
  1. 開講時に講義資料を配布する.
[参考書]
  1. D. J. Hatley, I. A. Pirbhai, Strategies for Real-Time System Specification, Droset House, 1988.
  2. SESSAME WG 2, 組込みソフトウェア開発のための構造化モデリング, 翔泳社, 2006.
[講義項目]
(1)組合システムと順次システム<BR>(2)ディシジョン・テーブルとアクティベーション・テ−ブル<BR>(3)コントロール・フロー・ダイヤグラム<BR>(4)コントロール・コンテキスト・ダイヤグラム<BR>(5)リアルタイム・システムの要求分析と設計−その1−<BR>(6)リアルタイム・システムの要求分析と設計−その2−<BR>(7)リアルタイム・システムの要求分析と設計−その3−