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授業科目名
担当教員
環境マネジメントとLCA
長谷川 直哉
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
276061 2 J 3 前期 II
[概要]
環境問題が地域的な課題からグローバルな地球環境問題へと拡大しつつあり、企業活動にも重大な影響をもたらしている。こうした背景から、世界的に新たな環境規制や政策の導入が進んでおり、こうした変化に対して企業がとのように対応しようとしているのかについて、その現状と課題を正しく認識することが求められている。本講義では、企業を取り巻く環境問題の性質と原因を理解するとともに、その対応手法や解決手段の基礎を習得する。
[具体的な達成目標]
環境マネジメントシステム(ISO14001),企業の社会的責任,環境報告書,社会的責任投資,環境会計,ライフサイクルアセスメント(LCA)に関する基本知識の習得。
[必要知識・準備]
品質経営論,商品開発戦略論を履修していることが望ましい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 100  %試験またはレポート×2回(中間および期末) 
[教科書]
  1. 鈴木幸毅・所伸之編著, 環境経営学の扉, 文眞堂, ISBN:9784830946202
[参考書]
  1. 環境格付フロジェクト, 環境格付の考え方, 税務経理協会, ISBN:4419040149
[講義項目]
1.地球環境問題の現状と課題−地球環境問題に関する主要論点ー<BR> 2.ISO14001の概要−環境マネジメントシステムの基本概念−<BR> 3.ISO14001の概要−ISO認証取得の意義と審査内容−<BR> 4.ライフサイクルアセスメント−意義と内容−<BR> 5.ライフサイクルアセスメント−具体事例−<BR> 6.持続可能性と環境マネジメントの新潮流<BR> 7.持続可能経営とステークホルダーとの関係<BR> 8.環境/CSR経営と企業コミュニケーション<BR> 9.環境経営と環境教育<BR>10.気候変動と企業統治<BR>11.企業の社会的責任−環境問題とCSR−<BR>12.社会的責任投資−CSRの評価軸と企業価値−<BR>13.環境金融の意義と機能<BR>14.環境会計の意義と機能<BR>15.まとめ
[教育方法]
講義中心の授業を行うが、適宜、受講生からの発言を求める。パワーポイントで使用する資料は全員に配布する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
非常勤のため通常講義と期末の集中講義を予定している。<BR>開講日は別途連絡するが6〜7月を予定している。