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授業科目名
担当教員
情報倫理社会学
安藤 英俊/(  )
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273804 2 G 3 前期 III
[概要]
コンピュータやネットワークが高度に発達した今日の情報化社会といわれる環境では、年々悪質化するコンピュータ犯罪、コンピュータウィルスの蔓延、情報漏洩やサイバーテロなど、それ以前の社会環境における常識的判断や倫理観だけでは対処が困難な問題が多い。この授業では単に情報化社会を生き抜く人間としてだけでなく、情報化社会をリードする役割を担う新しい世代の社会人として必要とされる法的・技術的な知識、およびそれらを正しく使いこなし自主的に判断するための価値観・倫理観を身に付けることを目標とする。<BR>カリキュラムの中での位置付け:<a href="http://www.cs.yamanashi.ac.jp/g/JABEE/curriculum/">Gコースのカリキュラム</a>
[具体的な達成目標]
・情報社会での諸問題に関する技術的・法的知識の習得<BR>・情報に携わる人間としての倫理観の確立<BR>・技術、法律、倫理に関する知識を活用し、未知の問題に対処する力を養う
[必要知識・準備]
コンピュータネットワークに関する基礎知識
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 20  %オンラインテストにより基礎的な情報倫理に関する知識を確認する 
2小テスト/レポート課題 80  %2回のレポートにより技術的知識、法的知識および倫理的な判断力を評価する 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
順不同で大体以下のような項目について解説する。<BR>1.情報、社会、倫理、情報社会、情報倫理<BR>2.セキュリティポリシー、ファイアウォール<BR>3.不正アクセスの手法と対策<BR>4.セキュリティホールランキングと対策<BR>5.企業のセキュリティ対策<BR>6.情報公開と個人情報保護<BR>7.情報社会と著作権<BR>8.情報社会と特許<BR>9.盗聴技術、暗号技術の動向<BR>10.ユビキタス社会の課題<BR>11.著作権関係の裁判にみる技術と法律<BR>12.技術の標準化と特許問題、サブマリン特許<BR>13.メディアとしてのインターネットの特性<BR>14.各種倫理要綱の紹介、情報通信白書<BR>15.試験等
[教育方法]
スライドを中心に解説を行い、適宜ビデオ映像を併用する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
(D) 時代の変化に対応できるよう、最新の技術動向を考慮し自律的・継続的に学習する能力を修得する。
(E) 情報化社会における要求に対して問題分析を行い、専門的知識に基づく創意工夫によってそれを解決するまでの問題発見デザイン能力を修得する。
(F) 情報化社会における情報処理技術者が備えるべき倫理判断力を修得する。
(G-1)ネットワークアプリケーションを開発構築・維持管理する基礎的技術
[その他]
(未登録)