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授業科目名
担当教員
組込みシステム設計演習
関口 芳廣/丹沢 勉/古田 敏
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273409 1 F 3 後期 II
[概要]
高度な情報システムを設計,製作しようとすると,ASICの設計と検証ができる必要がある.この授業の目的は,講義と演習を通してASICの設計,検証の方法を身につけることである.<BR> 授業では,VHDLを取り上げて,PC上の統合環境上で実際に論理合成を行い,シミュレータによる動作の検証,及び,ASICを搭載した評価回路による実機動作確認を行う.講義中の実習課題に対し,レポート作成し,実際に役立つ技術を身に付けられるようにしている
[具体的な達成目標]
1) ASICの開発手順を実習する.<BR>(2) ハードウェアのソフト記述の特徴を理解する.<BR>(3) VHDL記述を、実際の回路動作により確認する.
[必要知識・準備]
組込みシステム設計の授業を受講しておくことが望ましい.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 100  %課題ごとの知識と技術を習得できているか? 
[教科書]
  1. 堀 桂太郎, 図解VHDL実習 第2版: ゼロからわかるハードウェア記述言語, 森北出版, ISBN:4627783922
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
 1.これまでの知識の整理、授業の概要説明など<BR> 2.HDLによるASICの設計方法の概要<BR> 3.統合開発環境の概要<BR> 4.回路図入力の実習<BR> 5.VHDL記述の実習<BR> 6.論理合成とデバッグ<BR> 7.配置配線について<BR> 8.シミュレーション解析<BR> 9.講義前半のまとめなど<BR>10.VHDL記述の応用<BR>11.複雑な回路の記述<BR>12.複雑な回路の開発実習1<BR>13.複雑な回路の開発実習2<BR>14.複雑な回路の開発実習3<BR>15.講義後半のまとめなど
[教育方法]
・実際に論理記述、合成、シミュレーション、実回路による動作まで、一連の流れを実習できる.<BR>・ 複雑な回路の開発実習では,身の回りにある組込みシステムを課題にあげ、総合的な技術を習得する.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(D)ソフトウェアの実現に必要な各種の道具や手法を習得・理解し,これらを組み合わせて問題解決を行える知識と技術,およびその自発的・継続的学習法を習得する.
(E)ソフトウェア製品を,そのライフサイクル全体に渡り協調して設計・開発・保守するための知識と技術を習得する.
(G)ハードウェアとソフトウェアを融合した情報機器を設計・実現できる知識と技術を習得する.
[その他]
(未登録)