山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
ソフトウェアプロジェクトマネジメント
高橋 正和
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273312 2 F 3 後期 III
[概要]
ソフトウェアを円滑に開発するためには,様々な事項について綿密な計画を立案し,進捗を確認する必要がある.本講義では,ソフトウェア開発を行う上で必要となる知識と技術,特に上流工程で必要となる知識と技術について概説する.これらを通じてソフトウェアの実現に必要な各種の手法や道具について習得する.なお,必要に応じて企業における事例を紹介する.
[具体的な達成目標]
(1) ソフトウェア品質について説明することができる.<BR>(2) プロジェクトマネジメントの必要性を理解し,その内容を説明することができる.<BR>(3) ソフトウェア開発を進める上で必要となる管理手法について説明することができる.
[必要知識・準備]
プログラミングおよびソフトウェア開発の基本的な知識を有すること.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %ソフトウェア開発を行う上で必要となる知識と技術の全般について確認する. 
2小テスト/レポート課題 50  %授業内容の理解度を確認する. 
[教科書]
  1. 適時,講義資料を配布する.
[参考書]
  1. 小泉寿男,辻秀一,吉田幸二,中島毅, ソフトウェア開発, オーム社,2004
  2. 河村一樹, ソフトウェア工学入門, 近代科学社,1997
  3. 山本需, ITプロジェクトマネジメントへの適用と実践, ソフト・リサーチ・センター,2006
[講義項目]
(1) 受講案内,ソフトウェアの性質と開発の課題<BR>(2) ソフトウェアライフサイクル<BR>(3) 要求分析とソフトウェア設計<BR>(4) プログラミング<BR>(5) ソフトウェアテスト<BR>(6) プロジェクト管理<BR>(7) ソフトウェア品質とその管理・保証<BR>(8) 変更管理と構成管理<BR>(9) ソフトウェアの開発計画とWork Breakdown Structure<BR>(10)インターフェース管理<BR>(11)デザインレビュー<BR>(12)各種見積もり手法<BR>(13)企業におけるソフトウェアプロジェクトマネジメントの事例紹介<BR>(14)企業におけるソフトウェアプロジェクトマネジメントの事例紹介<BR>(15)評価:総括・まとめ
[教育方法]
&#61548;講義資料は紙媒体で配布するので,授業中は内容の理解に努めること.<BR>&#61548;講義内容の理解を確実なものとするため,適時,演習を実施する.<BR>・企業に勤務しているSEの話を聞かせ,実務について理解させる.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(C)問題を形式的にモデル化し,そのモデルを基に問題解決する知識と技術を習得する.
(D)ソフトウェアの実現に必要な各種の道具や手法を習得・理解し,これらを組み合わせて問題解決を行える知識と技術,およびその自発的・継続的学習法を習得する.
(E)ソフトウェア製品を,そのライフサイクル全体に渡り協調して設計・開発・保守するための知識と技術を習得する.
[その他]
講義の実施の順番は変更になることがあります.