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授業科目名
担当教員
応用光学
金 蓮花
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
271165 2 I 3 前期 III
[概要]
機械工学・ナノテクノロジー、環境・エネルギー、バイオ科学など の分野に不可欠な光科学と光技術を講義する。最初に光学の最先端技術を展望して学ぶべき分野を把握した後、光波の基本的性質から光学装置までを講義する。それぞれの分野において基礎、応用および最先端技術の順に説明する。
[具体的な達成目標]
光学の基礎的知識の理解と共に,光科学、光技術の深みと広がりおよび諸分野との関わりを理解する。
[必要知識・準備]
基礎教育部門の数学、物理学
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %理解度と応用力を評価するために論述式,記述式試験を行う。 
2試験:中間期 30  %理解度と応用力を評価するために論述式,記述式試験を行う。 
3小テスト/レポート課題 20  %洞察力を深めるため長文のレポートの提出を求める。 
4平常点/受講態度 10  %平常の受講態度を評価する。 
[教科書]
  1. 配布プリントを基に講義内容を詳説する。
[参考書]
  1. E. Hecht (尾崎・朝倉訳) , 光学 I, 丸善社, ISBN:4-621-07102-5
  2. E. Hecht (尾崎・朝倉訳) , 光学 II, 丸善社, ISBN:4-621-07165-3
  3. Bahaa E. A. Saleh, Malvin Carl Teich (尾崎・朝倉訳), 光工学I, 森北出版株式会社, ISBN:4-427-15351-1
  4. Bahaa E. A. Saleh, Malvin Carl Teich (尾崎・朝倉訳), 光工学II, 森北出版株式会社, ISBN:978-4-627-15361-5
[講義項目]
第1回 光技術の現状と未来<BR>第2回 光の基本的性質(光の速度、屈折、反射)<BR>第3−4回 幾何学光学(レンズの基礎、顕微鏡、望遠鏡)<BR>第5回 波動光学(干渉、多光束干渉)<BR>第6回 波動光学(干渉の応用) <BR>第7回 中間試験<BR>第8回 波動光学(回折) <BR>第9回 波動光学(回折の応用)<BR>第10回 電磁波理論及び光の伝播(散乱、吸収、偏光)<BR>第11回 量子光学<BR>第12回 光源と光検出器<BR>第13回 光記録<BR>第14回 光通信<BR>第15回 最終試験
[教育方法]
講義聴講とレポート作成を行い、自分で考えることによって目標を達成する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械情報コース》
(B)工学のための基礎知識
機械工学を学ぶ上で基盤となる数学、物理や化学などの自然科学と情報技術の基礎知識を習得し、これらを機械工学へ活用できる能力を身につける。
(C)機械工学の専門基礎知識
機械工学についての基礎知識を修得し、これらの知識を活用することにより機械工学に関連する諸課題を創造的に展開する能力を身につける。
[その他]
オフィスアワー:火曜日15:30〜17:00 金教員室(質問・相談歓迎)