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授業科目名
担当教員
機械加工学
萩原 親作
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
271105 2 I 3 前期 III
[概要]
工作機械を使用して工作物を゛削る゜加工法に切削と研削があります。基本的には削ることにおいては同じですが、一般に工作物を先ず硬質の工具で切削し,その後砥石を用いて研削し、仕上げていきます。<BR> 授業は切削理論と実際の立場から、以下の様な問題を体系的に理解してもらいます。<BR> (1)切削工具により工作物がどの様に削られていくか。<BR> (2)工具材料にはどの様なものがあり、それぞれの特長を最大限に発揮させるにはどの様な条件が必要か。<BR> (3)切削熱はどの様な悪影響をもたらすか。<BR> (4)工具摩耗と工作物表面あらさとの関係。<BR>さらに研削加工では、<BR> (1)無数の砥粒から成る砥石の特長。<BR> (2)切削加工と違い。<BR> (3)研削加工による鏡面仕上げ。<BR>などを学びます。
[具体的な達成目標]
・金属を削る加工法の基礎知識を得ること。<BR>・切削加工と研削加工法の理論と実際の違いを明確に理解できる能力を身につけること<BR>・工作機械の専門知識を身につけること。
[必要知識・準備]
機械実習I,IIを経験しておくことが大切.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %講義内容の理解度を評価する。 
2試験:中間期 20  %前半の講義の中なら、特に重要なテーマに関し出題し、理解度を調べる。 
3平常点/受講態度 10  % 授業態度とともに評価する。 
[教科書]
  1. 平井三友 和田任弘 塚本晃久 共著 , 機械工作法(増補),  コロナ社, ISBN:4339044660
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.機械加工の必要性<BR>2.切削加工法<BR>3.切り屑生成機構<BR>4.構成刃先<BR>5.母性原理<BR>6.せん断角、切削比、加工変質層<BR>7.加工条件と仕上げ制度<BR>8.工具寿命<BR>9.びびりの防止<BR>10.工作機械の剛性<BR>11.案内面の構造と精度誤差<BR>12.主軸剛性と変位<BR>13.切削抵抗<BR>14.JISに基づく表面あらさ<BR>15.中間評価、総括評価(試験など)<BR>オフィスアワー:火曜日2限
[教育方法]
・教科書に沿って授業を行う。<BR>・熟練作業者の技能現場を学ぶために学習ビデオ等を活用する。 
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
オフィスアワー:前期月曜日5時限にA1−213の教官室で質問、相談を受ける