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授業科目名
担当教員
生物有機化学第一
新森 英之
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265015 2 BT,WP 1 後期 I
[概要]
有機化学を学習することは、生物科学の根源を理解する上で必須である。本講義では、生体内で重要な役割を担う有機化合物が含まれる炭化水素以外の基礎的化合物の諸性質(化合物の性質、命名、反応性など)の理解を目標に授業を行う。有機化学のなかで、有機化合物の多様性と生命との関連性を説明する。
[具体的な達成目標]
1.酸素や窒素を含む有機化合物の分類を理解する。<BR>2.フェノールとアルコールの構造と性質を学ぶ。<BR>3.エーテルとエポキシの構造と反応性を学ぶ。<BR>4.アルデヒドとケトンおよびカルボン酸誘導体の構造と反応の機構を理解する。<BR>5.アミン類の構造・性質・反応機構を習得する。<BR>6.生体機能に関連する有機化合物の特性を学ぶ。
[必要知識・準備]
 前期開講の「基礎有機化学」を十分理解しておくことが必要である。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %基礎的な有機化合物の諸性質(化合物の性質、命名、反応性など) 
2小テスト/レポート課題 30  %考察力 
3平常点/受講態度 20  %授業中の積極性等 
[教科書]
  1. Robert J. Ouellette (高橋知義,堀内昭,橋元親夫,須田憲男 訳), ウーレット 有機化学, 化学同人, ISBN:4-7598-0914-7
[参考書]
  1. マクマリー(菅原二三男 監訳), マクマリー 生物有機化学(有機化学編), 丸善, ISBN:978-4-621-07825-9,
    (   その他参考図書は、必要に応じて推薦する。)
[講義項目]
 1.アルコールの分類と性質および反応<BR><BR> 2.フェノール類の構造と生理活性<BR><BR> 3.エーテルの性質と合成<BR> <BR> 4.エポキシドの反応性<BR><BR> 5.アルデヒドとケトンの命名法と性質<BR><BR> 6.カルボニル化合物の酸化還元や付加反応<BR><BR> 7.カルボン酸やその誘導体の命名法と性質および生体内機能<BR> <BR> 8.求核アシル置換反応<BR> <BR> 9.エステルの合成および加水分解<BR><BR> 10.カルボン酸無水物やリン酸エステル<BR><BR> 11.アミン類の命名法と性質および生体内機能<BR><BR> 12.含窒素化合物の塩基性とアンモニウム塩<BR><BR> 13.アミンの反応とアミドの加水分解<BR><BR> 14.エステルやアミドの高分子化合物<BR><BR> 15.総括評価
[教育方法]
・授業は教科書を使用しての講義中心であるが、必要に応じてプリントなどを配布する。<BR>・分子模型やスライドを活用して、視覚的な理解を深める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)