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授業科目名
担当教員
有機化学第一
小幡 誠
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265011 2 AA,CP 2 前期 IV
[概要]
有機化学第一ではカルボニル基を有する化合物(アルデヒド、ケトン、カルボン酸、カルボン酸誘導体)を中心にその化学について講義を行う。
[具体的な達成目標]
カルボニル基の基本的な反応(求核置換反応、求核アシル置換反応、α置換反応、カルボニル縮合反応)の反応機構の理解し、カルボニル基を有する化合物に関する合成法にの知識の修得を目標とする。
[必要知識・準備]
基礎有機化学IとIIの内容を理解していることが必要である。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %講義内容に関する総合的な理解度 
2小テスト/レポート課題 30  %講義内容の理解度 
3平常点/受講態度 20  %講義への出席と積極的な受講態度 
[教科書]
  1. マクマリー有機化学概説, 東京化学同人, ISBN:9784807906628
[参考書]
  1. マクマリー有機化学(上・中・下), 東京化学同人
  2. ボルハルト・ショアー現代有機化学(上・下), 化学同人
[講義項目]
第1回 有機化学に必要な基礎的事項の復習(電気陰性度、pKa、反応機構の表記法など)<BR>第2回 カルボニル基を有する化合物の構造と性質<BR>第3回 カルボニル基の化学1(アルデヒドとケトンの求核付加反応1)<BR>第4回 カルボニル基の化学2(アルデヒドとケトンの求核付加反応2)<BR>第5回 カルボニル基の化学3(Wittig反応)<BR>第6回 カルボニル基の化学4(カルボン酸誘導体の求核アシル置換反応機構)<BR>第7回 カルボニル基の化学5(カルボン酸誘導体の反応)<BR>第8回 カルボニル基の化学6(酸化反応)<BR>第9回 カルボニル基の化学7(還元反応)<BR>第10回 カルボニル基への求核付加および求核アシル置換反応のまとめ<BR>第11回 カルボニルα置換反応(序論)<BR>第12回 カルボニル縮合反応1(エノラートイオンを利用する炭素−炭素結合生成)<BR>第13回 カルボニル縮合反応2(アルドール縮合、その他関連反応)<BR>第14回 カルボニル縮合反応3(クライゼン縮合、その他関連反応)<BR>第15回 カルボニル基を有する化合物の化学の総括
[教育方法]
毎回、前回の講義内容に関する小テストを行い、重要な事柄・概念が理解できているか確認する。出席・受講態度に加え、小テストと期末試験の結果に基づき評価を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)