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授業科目名
担当教員
環境化学及び演習
西田  継
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
264432 B 2 C2 2 前期 IV
[概要]
化学を基礎として大気環境、水環境、土壌・地質環境、地球環境を科学的に扱うための基本事項を学ぶ。これ以降の環境に関わる全ての講義および実習の基礎となる。
[具体的な達成目標]
(1)環境科学の歴史の概要と専門用語を理解できる。<BR>(2)大気の構造と質、成層圏の特徴的な化学反応、対流圏の特徴的な化学反応を説明できる。<BR>(3)主な水質指標、水環境の基礎反応が説明できる。<BR>(4)土壌・地質構造の概要、基本的な化学性を説明できる。<BR>(5)地球環境問題の背景と問題発生の原理を理解できる。
[必要知識・準備]
先行科目:基礎化学I、基礎化学II、基礎生物学、環境生態学
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %後半の講義理解度 
2試験:中間期 50  %前半の講義理解度 
[教科書]
  1. アンドリューズ他, 地球環境化学入門−改訂版, シュプリンガー・フェアラーク東京, ISBN:4431711112
[参考書]
  1. ACS, 実感する化学(上巻)地球感動編, NTS, ISBN:4860430964,
    (訳本。(下巻)生活感動編)

  2. Baird, Environmental Chemistry, Freeman, ISBN:0716748770
[講義項目]
1.序論<BR>  環境化学とは <BR>2-4.大気の化学<BR>  大気の構造,大気汚染物質,オゾンの生成と消滅,スモッグの生成<BR>5.演習<BR>6-8.水圏の化学<BR>  水質指標,気体・固体の溶解,酸・塩基反応,酸化還元反応<BR>9.演習<BR>10.前半のまとめ<BR>11.水質汚染<BR>12-13.地圏の化学<BR>  地質・土壌の構造と組成,電荷,風化<BR>14.演習<BR>15.後半のまとめ
[教育方法]
・幅広い分野を扱うことで自然現象の理解を深めるようにしている.<BR>・講義では基本事項を板書し,教科書を補足する資料を紙で配布している.<BR>・講義中に簡単な演習問題を解かせ,考え方を体得できるように心がけている.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
C.専門基礎学力
 社会基盤の設計・施工や環境保全技術を習得するための基盤として、構造力学、土木材料学、地盤工学、計画学、水理学及び環境工学などの専門基礎学力を身に付ける。
E.学習および問題解決能力
 専門基礎に関する演習科目において、自発的・継続的に学習する能力を身に付けるとともに、社会的要請や社会環境の変化に柔軟に対応し問題を解決する能力を獲得する。
[その他]
特になし