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授業科目名
担当教員
構造力学第三
吉田 純司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
264124 2 CL 2 後期 I
[概要]
 構造力学の知識は、動的な荷重を構造物が受ける際に現れる振動について,基礎理論を学習する.対象とするのは,最も簡単な1自由度モデルであり,その自由振動,強制振動,数値計算法などを取り扱う.また,土木の分野では,外力として地震を扱うことが多いため,地震荷重下での応答の特徴や,その応用についても説明する.
[具体的な達成目標]
・構造物の簡単な振動モデルについて理解できる.<BR>・1自由度モデルの自由振動の応答を計算できる.<BR>・初等関数で表される外力に対する強制振動の応答を計算できる.<BR>・地震荷重下での1自由度モデルの数値計算法を理解できる.<BR>・地震応答スペクトルの意味を理解できる.
[必要知識・準備]
高校の物理における力学に関する基礎知識が必要となります.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 42  %授業理解力、論理的思考能力について評価します。 
2試験:中間期 43  %授業理解力、論理的思考能力について評価します。 
3小テスト/レポート課題 8  %2回レポートを出します. 
4平常点/受講態度 7  %授業内容を理解し,演習等に積極的に参加しているかをみます. 
[教科書]
  1. 特に指定はしない。
[参考書]
  1. 特に指定はしない。
[講義項目]
1.構造物のモデル化<BR>2.1自由度モデルの非減衰自由振動<BR>3.1自由度モデルの減衰自由振動<BR>4.1自由度モデルの強制振動<BR>5.地震時における1自由度モデルの応答の数値計算法<BR>6.地震応答スペクトル<BR>7.地震応答スペクトルの応用<BR>8.地震動の性質と地震被害について
[教育方法]
・演習問題を授業中にちりばめて,実際に手を動かして計算することで理解が深まるようにする。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
C.専門基礎学力
 社会基盤の設計・施工や環境保全技術を習得するための基盤として、構造力学、土木材料学、地盤工学、計画学、水理学及び環境工学などの専門基礎学力を身に付ける。
[その他]
特になし