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授業科目名
担当教員
数値計算
安藤 英俊
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263510 2 G 2 前期 I
[概要]
数値計算はコンピュータが最初に使われた古典的応用分野であるとともに、コンピュータの本来の計算能力そのものを引き出す方法であるという意味で基本的でもある。また今日ではゲーム、シミュレーション、CG等の分野では必須の技術となっている。連立方程式、行列の固有値、非線形方程式、常微分方程式、積分、補間などの基本的な数値計算のアルゴリズムについて述べるとともに、その際生じる誤差とその推定法について講義する。各講義の冒頭で前回の講義内容について小テストを行う。カリキュラム中での位置付け:<a href="http://www.cs.yamanashi.ac.jp/g/JABEE/curriculum/">Gコースのカリキュラム</a>
[具体的な達成目標]
(1)丸め誤差、打ち切り誤差、桁落ちは何か理解し、得られる数値の精度を評価できる。<BR>(2)基本的な数値計算アルゴリズムの知識を身につける。
[必要知識・準備]
「基礎解析I、II」、「線形代数学I、II」、「プログラミングI、II」、同演習などを既習していることが望ましい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %要求された項目の理解度を測る 
2試験:中間期 40  %要求された項目の理解度を測る 
3小テスト/レポート課題 20  %復習 
[教科書]
  1. 数値計算[新訂版], サイエンス社, ISBN:4781910017
[参考書]
  1. 数値解析, 朝倉書店, ISBN:4254114435
  2. ニューメリカルレシピ・イン・シー, 技術評論社, ISBN:4874085601
[講義項目]
1.数値表現と誤差<BR>2.連立1次方程式の直接解法<BR>3.非線形方程式の反復法<BR>4.常微分方程式の1段階法(1)<BR>5.常微分方程式の1段階法(2)<BR>6.補間の理論(1)<BR>7.補間の理論(2)<BR>8.中間試験および解説<BR>9.数値積分<BR>10.常微分方程式の多段階法<BR>11.連立1次方程式の反復解法<BR>12.行列の固有値・固有ベクトルの計算<BR>13.偏微分方程式の数値解法(1)<BR>14.偏微分方程式の数値解法(2)<BR>15.試験等
[教育方法]
講義による。毎回小テストを行い、前回の内容の理解度を把握し、講義進行の参考にする。講義した数値計算アルゴリズムを演習で実装しすることにより理解を深める。したがって、平行して数値計算演習を受講することが重要である。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(A) マルチメディア情報ネットワーク技術に習熟した情報処理技術者としての基盤となる基礎的素養及び基礎的スキルを修得する。
(G-2)マルチメディアコンテンツを開発処理する基礎的技術
[その他]
(未登録)