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授業科目名
担当教員
信号とシステム演習
塙  雅典/阪田 治
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
262053 1 S 1 後期 IV
[概要]
本演習では「<A HREF="http://syllabus.yamanashi.ac.jp/2008/syllabus.php?jikanno=262052++++">信号とシステム(時間割番号262052)</A>」の講義の進展にあわせて,関連する演習を行う.PC上で様々なディジタル信号を自ら信号を処理する演習を通じて,ディジタル信号の取扱方法に習熟し,ディジタル信号処理技術への理解を深めることが本演習の目的である.
[具体的な達成目標]
(ア) MATLABを使った信号処理が行える<BR>(イ) 簡単な離散時間信号のスペクトルを求めることができる<BR>(ウ) インパルス応答,周波数応答,システム関数を相互に導出できる<BR>(エ) システム関数の極-零プロットを描くことができる<BR>(オ) 簡単なFIRフィルタの設計,特性評価が行える<BR>(カ) 簡単なIIRフィルタの設計,特性評価が行える<BR>(キ) 離散時間フーリエ変換を用いて信号のスペクトルを導出できる
[必要知識・準備]
本演習では演習問題を講義資料のパワーポイントスライドと同時にインターネット経由で配布する上,MATLABを多用する.パーソナルコンピュータ,インターネットの利用に習熟していることが必要となる.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %具体的な達成目標の(ア)~(キ)を達成しているか否かを評価する.割合は講義の進捗に応じて変更されることがある. 
2試験:中間期 50  %具体的な達成目標の(ア)~(ウ)を達成しているか否かを評価する.割合は講義の進捗に応じて変更されることがある. 
3発表/表現等 25  %ある種の信号処理システムをデザイン・実装する総合演習課題を実施し,それについて発表を課す.発表態度,説明の明瞭さ,資料の完成度,システムの独創性,課題達成度などを評価する.なお,割合は講義の進捗,課題の難易度によって変更する場合がある. 
[教科書]
  1. 講義と共通のテキスト(CNSを通じて配布)を使用する.
[参考書]
  1. 講義に準ずる。
[講義項目]
<OL><BR><LI>信号とシステム入門<BR> <UL><BR> <LI>信号とシステム入門 <BR> <LI>MATLAB入門 <BR> <LI>標本化定理とエイリアシング<BR> <LI>スペクトル表現<BR> </UL> <BR> <BR><LI>FIRフィルタ<BR> <UL>離散時間システム入門 <BR> <LI>線形時不変システム <BR> <LI>FIRフィルタの周波数応答(1)<BR> <LI>FIRフィルタの周波数応答(2)<BR> </UL><BR><BR><LI>Z変換<BR> <UL><BR> <LI>Z変換入門 <BR> <LI>システム関数の極と零(1) <BR> <LI>システム関数の極と零(2) <BR> </UL><BR><BR><LI>IIRフィルタ<BR> <UL><BR> <LI>IIRフィルタ入門 <BR> <LI>IIRフィルタの安定性<BR> </UL><BR><BR><LI>スペクトル解析<BR> <UL><BR> <LI>スペクトル解析入門<BR> </UL><BR></OL>
[教育方法]
本演習は「<A HREF="http://syllabus.yamanashi.ac.jp/2011/syllabus.php?jikanno=262052++++">信号とシステム</A>」と常に並行して進行する.毎週の講義内容に関して演習問題を課す.時間内に終わらなかった演習問題を自習してまとめたレポートを次回講義の開始前に回収することがある.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《電気電子システム工学科》
C-6:電気電子工学分野の専門的課題を解決する能力を養う
演習科目・実習科目において専門的な課題を理解・解決し,必修の実験科目において講義で身につけた専門知識を駆使して実験を遂行する過程を通じて,電気電子工学分野の専門的課題を解決する能力を養う
 
[その他]
・同時に開講される「<A HREF="http://syllabus.yamanashi.ac.jp/2011/syllabus.php?jikanno=262052++++">信号とシステム</A>」を必ず同時に履修すること<BR>・<FONT COLOR="RED"><B>講義,演習どちらか一方のみの履修は認めない</B></FONT><BR>・講義,演習は一体で評価される<BR>・不合格になった者を対象に補講・追試を実施することがある(注意:必ず実施するわけではない)<BR>・追試の受験資格は,両試験を受験しかつ補講に全時間出席した場合にのみ与えられる