山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名
|
担当教員
|
|||||||||||||||||||||
機械設計II
|
寺田 英嗣
|
|||||||||||||||||||||
時間割番号
|
単位数
|
コース
|
履修年次
|
期別
|
曜日
|
時限
|
||||||||||||||||
261300 B | 2 | I | 2 | 後期 | 金 | I | ||||||||||||||||
[概要] | ||||||||||||||||||||||
機械設計Iに引き続き機械設計にあたっての機械要素の特性について勉強する.特に機械設計IIでは,実際の設計事例をふまえて,ねじ締結,リベット締結,溶接継手,軸受およびばねについて学ぶ.<BR> なお本講義の理解度を図る目安として標準問題集が用意されており,最終的にはこの問題集の70%以上を自力で解決できる実力をつけることが望ましい. | ||||||||||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||||||||||
(1) ねじ締結のゆるみ対策を含めたねじ締結部の構造設計ができる.<BR>(2) ねじ・軸受・溶接継手・リベット・ばねの強度解析ができる.<BR>(3) 取り付け方法を考慮した軸受系の構造設計ができる.<BR>(4) 軸受系の寿命を推定できる.<BR>(5) 標準問題集のうち70%以上の問題を自力で解決できる. | ||||||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||||||
機械設計Iおよび材料力学の授業を理解していることを前提としているため,各自復習しておくこと.また標準問題集も必ず復習しておくこと. | ||||||||||||||||||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
[教科書] | ||||||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||||||
1.ねじ概論,ねじの幾何学的説明<BR> 2.ねじ形状,ねじの力学<BR> 3.トルク締付法によるねじ締付とボルト伸び<BR> 4.外力作用時の締付力低下とねじ強度<BR> 5.ねじのゆるみ<BR> 6.ばね種類およびコイルばねに作用する荷重<BR> 7.その他のばねに作用する荷重<BR> 8.リベット・かしめ加工法<BR> 9.リベット接合部強度<BR> 10.溶接接合の種類と溶接継手強度<BR> 11.軸受の種類と用途<BR> 12.転がり軸受系の設計手法概要と軸受寿命<BR> 13.転がり軸受系に作用する荷重計算<BR> 14.すべり軸受種類と荷重計算<BR> 15.演習問題等の解説<BR>(注)順序は変更になる場合がある. | ||||||||||||||||||||||
[教育方法] | ||||||||||||||||||||||
講義中に毎回,例題の解説をするとともに,できるだけ実例に即した設計手法について解説するようにしている.また講義ではプロジェクタを使い板書の時間をなくし,説明時間をできるだけ長く取るようにしている.なお講義に用いる図等は著作権上配布できないものも多く含まれておりPDF・紙媒体配布できないため各自工夫すること. | ||||||||||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
[その他] | ||||||||||||||||||||||
授業の予習・復習,また標準問題集も目を通してあることを前提に授業を進めるので,必ず予習・復習は行うこと.また授業ノートを作成すること(提出させる場合がある).<BR><BR>オフィスアワー:毎週火曜日16:15より,A1-207室にて(事前に確認することが望ましい). |