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授業科目名
担当教員
図形の科学
古屋 信幸
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
261285 2 I 1 前期 III
[概要]
機械製図の基礎として、図法幾何学(Descriptive Geometry)とも呼ばれる幾何学の一分野である図学を学ぶ。これは主として3次元の空間図形(点,線,面およびこれらで構成された立体)を2次元である平面上に表示する方法を研究する学問である。単に製図の基礎として役立つだけでなく、種々の場面において空間的・立体的構造を把握理解したり表現するための基本能力を養うためにも重要な科目である。
[具体的な達成目標]
1.空間的・立体的形状や構造を描写したり想像する能力を身につける。<BR>2.数学で学んだ知識との結びつきを自分で実際に図を描くことによってより深く理解する。<BR>3.図形を用いた思考力・表現力を養う。
[必要知識・準備]
物体をいろいろな方向から投影して図面で正確に表し,逆に図面をみて空間の物体の形や位置を把握できるように図の描き方を練習することが必要。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %試験の点数 
2小テスト/レポート課題 40  %与えた作図課題の完成度 
3平常点/受講態度 20  %出席と課題への取組み姿勢 
[教科書]
  1. 磯田 浩/鈴木賢次郎, 工学基礎 図学と製図, サイエンス社, ISBN:4781909434
[参考書]
  1. 吉澤武男 編著, 新編 JIS機械製図, 森北出版, ISBN:4627661142
[講義項目]
第1回 製図の基本<BR>第2回 製図用具と使用法<BR>第3回 平面図形の作図<BR>第4回 製図用文字と作図課題(1)<BR>第5回 各種投影法<BR>第6回 正投影法による立体の表現<BR>第7回 主投影図と作図課題(2)<BR>第8回 副投影図と小テスト(1)<BR>第9回 直線、平面の回転<BR>第10回 切断<BR>第11回 相貫と小テスト(2)<BR>第12回 展開<BR>第13回 曲面<BR>第14回 軸測投影法<BR>第15回 透視投影法と総括評価
[教育方法]
講義に続いて演習を行い自分で考えることによって、空間的・立体的構造を把握理解したり表現するための基本能力を養う。コンパスや定規を使って実際に図形を描きながら感性を養う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械情報コース》
(B)工学のための基礎知識
機械工学を学ぶ上で基盤となる数学、物理や化学などの自然科学と情報技術の基礎知識を習得し、これらを機械工学へ活用できる能力を身につける。
(D)デザインとものづくり
修得した機械工学の専門基礎知識を活用し、与えられた制約条件のもとでデザインやものづくりを合理的かつ効率的におこなう能力を身につける。
[その他]
(未登録)