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授業科目名
担当教員
デジタルハードウェア
古屋 信幸
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
261215 2 I 3 後期 II
[概要]
マイクロコンピュ−タや最近の情報機器の原理を理解する上で不可欠なデジタル回路の基本を勉強する。また,これらの回路の基礎となるトランジスタやダイオードを含む電気回路についても基礎的な事柄を勉強する。基本論理ゲ−ト回路,各種フリップフロップや,それらを組み合わせてできるカウンタやレジスタ回路の仕組み,加算回路や乗算器について学ぶ。基本的なディジタル回路やマイクロコンピュータのインタフェース回路が設計できることを目標とする。
[具体的な達成目標]
(1)トランジスタの増幅原理を理解できる。<BR>(2)演算増幅器(opアンプ)による増幅器、加算器、乗算器の動作原理を理解できる。<BR>(3)基本論理ゲート回路を組み合わせた、フリップフロップやカウンタ、レジスタ回路の仕組   みを理解できる。<BR>(4)マイクロコンピュータのハードウェーアやインターフェス回路が設計できる。
[必要知識・準備]
電子回路の基本的な知識<BR>オームの法則<BR>数学では、ブール代数や集合論の基礎
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %デジタル回路を設計するための常識的な知識の修得 
2試験:中間期 40  %デジタル回路理解のための基礎的な知識の修得 
3平常点/受講態度 20  %授業への取組みの熱意を評価 
[教科書]
  1. メカトロニクスのための電子回路基礎, コロナ社, ISBN:4339043907
[参考書]
  1. ディジタル回路, オーム社, ISBN:4274131882
[講義項目]
  1.抵抗、コンデンサ、コイル<BR>  2.ダイオード<BR>  3.トランジスタ<BR>  4.10進数と2進数<BR>  5.16進数とBCDコード<BR>  6.基本ゲート回路<BR>  7.論理代数<BR>  8.MIL記号による回路と中間評価<BR>  9.組合せ論理回路<BR> 10.TTLとCMOS<BR> 11.フリップフロップ<BR> 12.レジスタとカウンタ回路<BR> 13.各種応用回路<BR> 14.マイクロコンピュータとインタフェース<BR> 15.デジタル回路の応用と総括評価
[教育方法]
・機械系の学生に理解できるように、電子回路を分かり易い内容で講義をする。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械情報コース》
(B)工学のための基礎知識
機械工学を学ぶ上で基盤となる数学、物理や化学などの自然科学と情報技術の基礎知識を習得し、これらを機械工学へ活用できる能力を身につける。
(E)分析能力と問題解決能力
機械工学に関連する課題に対して、機能上の要求を踏まえた上で現状の問題点を認識できる能力を身につけ、これらの問題点を分析し、問題の解決方法を立案・実行する能力を身につける。
[その他]
(未登録)