山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名
|
担当教員
|
|||||||||||||||||
機械実習II
|
北村 敏也/平 晋一郎
|
|||||||||||||||||
時間割番号
|
単位数
|
コース
|
履修年次
|
期別
|
曜日
|
時限
|
||||||||||||
261190 | 1 | I | 2 | 後期 | 木 | III-1-IV-1 | ||||||||||||
[概要] | ||||||||||||||||||
機械工作に関する学問は、機械系技術者を目指す者にとっては、たいへん重要である。機械システム工学科では、種々の加工法に関する講義が開講されており、それらの実践を体験・学習する。 | ||||||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||||||
・各種工作法の概要および各種工作機械の操作を理解し、実際に機械加工ができる能力を身に付けること。<BR>・実習内容などについて、正確に記述した報告書を作成できる能力を身に付けること。 | ||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||
・すでに配布されている「実験実習における安全マニュアル」(山梨大学工学部発行)のなかにある「ものづくり教育実践センター編」を熟続しておくこと。<BR>・実習では各自が工作機械を実際に操作するため、不注意な行動は大きな怪我につながる可能性があり厳に慎むこと。受講時の着衣についてはとくに定めないが、動きやすく、よごれてもよいもの、なおかつ機械の回転部などに巻き込まれる恐れのないものを準備しておくこと。長髪の者は、帽子をかぶるか髪を束ねること。やけどや切り屑による怪我防止のため、夏場であっても胸元の開いていない長袖上着と長ズボンを着用すること。また、落下物などによる怪我を避けるため、必ず靴を着用すること。サンダルや下駄などを履いたままの受講は絶対に認めないので注意すること。<BR>・受講に必要な情報については、授業第1回目のガイダンスにて説明するので必ず出席すること。ガイダンス開催日時等はCNSに掲示するので留意しておくこと。 | ||||||||||||||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
[教科書] | ||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||
受講者は前期・後期を通して以下の実習課題に取り組む。<BR><BR>実習課題<BR>1.鋳造 砂型の製作方法を学び、これを使って亜鉛合金製の灰皿を製作する。<BR>2.鍛造 スコヤおよび火ばしを製作する。<BR>3.溶接 ガス溶接、アーク溶接で試験片を溶接する。<BR>4.旋盤 段付き丸棒の加工、テーパー加工、ねじ切り加工などの技術を習得し、与えられた課題の作品を製作する。<BR>5.フライス盤 立フライス盤を使って往復台や継ぎ目無し鎖などを製作する。<BR>6.直角スコヤ 手仕上げで直角定規を製作する。<BR>7.CAD/CAM&マシニングセンタ 3次元の曲面を有する試験片などを製作する。<BR>8.研削盤 定められた寸法精度と粗さを満足する試験片を製作する。<BR>9.レーザ彫刻 レーザービームによって樹脂板にオリジナルデザインを彫刻する。<BR>10.切断・穴あけ加工 切断機、ボール盤、タップ等の加工を利用して遊具を製作する。<BR>11.みがき 鏡面仕上げを行う。<BR>12.ワイヤー放電加工 オリジナルデザインのNCプログラミングと金属板の切り抜き加工を行う。<BR><BR> 実習課題を実施する順序はグループごとに異なる.機械実習IIでは、機械実習Iで実施しない課題に取り組む。 | ||||||||||||||||||
[教育方法] | ||||||||||||||||||
・各実習課題ごとのグループに分かれ、指示された場所で受けさせる。<BR>・各実習では、各自が工作機械などを使って、与えられた製作課題に取り組むように主担当指導員が指導する。<BR>・実習後は、与えられた課題の内容,工作機械とその操作方法の概要、製作結果等について正確に記述された報告書を作成し提出する。 | ||||||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
[その他] | ||||||||||||||||||
本実習は、全ての課題について出席とレポート提出が義務づけられてる。やむを得ず欠席する場合は、補講を必ず受けなければならない。 |