山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
生物統計学
渡辺 勝儀/金 蓮花
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
255420 2 BT,WP 2 前期 III
[概要]
生物学のみならず、データを整理し、定量的、定性的な分析を加えることはあらゆる分野において必要となる。ここでは確率の基礎の復習から入り、統計の入門的事項、簡単な統計的計算ができるようになるまでを学ぶ。 
[具体的な達成目標]
 以下の項目の確率及び統計学の基本的な概念を理解し、計算にも応用できるようになる。<BR>条件付き確率<BR>確率変数<BR>確率密度関数と確率分布<BR>典型的な分布(二項分布、ポアソン分布、正規分布など)<BR>平均と分散<BR>点推定と区間推定<BR>統計的検定法
[必要知識・準備]
本科目を学ぶためには、高校数学と1年次に履修した微分積分学、線形代数の内容を理解していることが望ましい(該当科目の単位は取得していなくても履修できる)。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %授業や教科書の理解度、論理的思考力、計算力、数式や図及び文書の表現力を評価する 
2試験:中間期 40  %授業や教科書の理解度、論理的思考力、計算力、数式や図及び文書の表現力を評価する 
3小テスト/レポート課題 20  %演習問題や小テストで授業や教科書の理解度、論理的思考力を評価する 
[教科書]
  1. 前園宣彦 著, 概説 確率統計, サイエンス社, ISBN:4781909302
[参考書]
  1. ポールGホーエル著、浅井晃、村上正康訳, 初等統計学, 培風館, ISBN:4563008397
  2. 服部 哲也, 理工系の確率・統計入門, 学術図書出版社, ISBN:4873612934
[講義項目]
1.確率の導入<BR>2.条件付き確率<BR>3.確率変数<BR>4.確率関数と確率密度関数<BR>5.確率分布関数<BR>6.典型的な確率分布<BR>7.平均値と分散<BR>8.共分散・中心極限定理<BR>9.データ処理<BR>10.点推定<BR>11.推定値の構成<BR>12.区間推定<BR>13.統計的仮説検定<BR>14.相関<BR>15.回帰分析
[教育方法]
原則として教科書に沿って進む。<BR>生物統計学演習で本授業の内容の演習を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
オフィスアワー:木曜日5時限にS−216の研究室で質問・相談受け付けます(渡辺)。<BR>後期はA1-203の金教員室で質問・相談受け付けます(金)。