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授業科目名
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担当教員
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基礎生物物理化学I
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宮川 洋三
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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255315 | 2 | BT,WP | 1 | 前期 | 金 | II | ||||||||||||||||
[概要] | ||||||||||||||||||||||
「ヒトは何処から来て、何処へ行くのか」。本講義は、この疑問を出発点としたい。現代の生命の科学は、生命現象をあくまで「物質」に基礎を置きつつ物理化学的法則に基づいて解明しようとしてきた。その研究対象とされてきたものは、従来、あらゆる生物種の固体・肉体とそれらの諸活動であったが、最近では研究のめざましい発展により、ときにヒトを中心とする高等動物といわれるものの精神的・内面的作用にまでその範囲が拡大されつつある。本講義では、こうした広範な生物の営みの一つひとつが、一見して無生物的な数々の物質(元素)からどのような仕組みにより発動されてくるかにたえず強い関心をいだきながら「物質」そのものの探求を積み重ねていくことを目的する。 | ||||||||||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||||||||||
「化学」一般についての基礎知識をより正確に理解することを第一の目標とする。さらに、生物を構成する多種多様な物質の個々の特徴や物質と物質の相互作用を「物理化学的」に考察し説明する技量・習慣を身につけることを到達目標とする。 | ||||||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||||||
高校において化学を学んでいることが望ましいが、化学の基礎知識の乏しい学生にもできるだけ理解しやすいように講義の中で工夫していきたい。予習・復習は勿論のこと、この講義で扱う諸問題に強い関心をもつことが何よりも大切である。 | ||||||||||||||||||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||||||
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[講義項目] | ||||||||||||||||||||||
1.基礎生物物理化学序論<BR> 2.物質の構造と性質I (物質の性質)<BR> 3.物質の構造と性質II(物質の測定)<BR> 4.エネルギーI (エネルギーとは、運動エネルギー、熱エネルギー等)<BR> 5.エネルギーII(エネルギー保存の法則、エントロピー)<BR> 6.原子の構造I (原子の構造と原子量)<BR> 7.原子の構造II(電子配置、元素の周期表)<BR> 8.原子の結合 (化学結合、化学式と命名法)<BR> 9.化学反応式とモルI (化学反応式)<BR>10.化学反応式とモルII(モルと化学計算)<BR>11.演習<BR>12.物質の三つの状態(固体、液体、気体)<BR>13.気体の性質に関する法則(ボイル・シャルルの法則等)<BR>14.気体分子運動論等<BR>15.講義まとめ及び試験 | ||||||||||||||||||||||
[教育方法] | ||||||||||||||||||||||
講義が単調、一方的にならないように、いくつかの項目については簡単な課題を提起して、学生に発表してもらう。また、ときにビデオ、スライド等の視覚に訴える教材も活用する。 | ||||||||||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||||||
[その他] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) |