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授業科目名
担当教員
基礎物理学II
入江 寛
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
255220A 2 AA,CP 2 前期 I
[概要]
はじめて学ぶ学生にとって、電磁気学は分かりにくいものである。それは対象とする電磁場が、日常接しているにも拘らず、目に見えたり、手で触れたりすることができないことに起因する。本講義では、電磁気学の重要な項目のほとんど全てを学ぶことによって、電磁場の存在を実感でき、実感をもって電磁気学を理解できるようになる。
[具体的な達成目標]
電磁気学に基づく諸現象の理論的理解を深める。電荷の存在によって生じる電界や電位、その電荷が動くことによる電流、その電流の周りに生じる磁界など、物質との関係(誘電体や磁性体も含めて)を理解する。それによって、電磁気の工学的応用への橋渡しとなることを目標とする。
[必要知識・準備]
用いる教科書は世界的に広く使われている名著で、分かりやすく書かれており初学者にとって大変有難い本である。この本をじっくり読んで予習し、講義に臨んでもらいたい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %理解度、洞察力、考察力 
2試験:中間期 35  %理解度、洞察力、考察力 
3小テスト/レポート課題 15  %理解度 
4平常点/受講態度 15  %勤勉度 
[教科書]
  1. サーウエイ著, 科学者と技術者のための物理学III、電磁気学, 学術図書出版社, ISBN:4873610737
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第 1回 電場<BR>第 2回 ガウスの法則<BR>第 3回 電位<BR>第 4回 容量および誘電体<BR>第 5回 電流と抵抗<BR>第 6回 直流回路<BR>第 7回 直流回路(2)<BR>第 8回 中間試験とその解説<BR>第 9回 磁場<BR>第10回 磁場の発生源<BR>第11回 磁場の発生源(2)<BR>第12回 ファラデーの法則<BR>第13回 インダクタンス<BR>第14回 交流回路<BR>第15回 期末試験とその解説
[教育方法]
板書と教科書で講義を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)