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授業科目名
担当教員
基礎生物学
河野 哲郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
254340 B 2 C2 1 後期 II
[概要]
環境の保全と浄化、安全で快適な生活環境、ひいては、持続可能な地球環境の構築を目指す土木環境工学において生物環境に関する生物学は基礎知識として必須です。本講義では、土木環境工学に関連の高い項目に焦点をあてて講義を行います。理解度を高めることを目的として、毎回、小テストを行います。
[具体的な達成目標]
1.生命の特質を理解する<BR>2.細胞のつくりとその働きを理解する<BR>3.細胞を構成する物質とその働きを理解する<BR>4.生体内での遺伝情報の流れを理解する<BR>5.生体反応を理解する<BR>6.生物の系統と分類の概要を理解する
[必要知識・準備]
高校で生物学を履修していないことを前提としているため、予備知識は必要としない。ただし、あらかじめ次回の講義内容を一読するなどの予習と、日常的に復習をおこない、不明な箇所は質問する、インターネットで検索する、図書を参照するなど心がけていただきたい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %講義の理解度 
2試験:中間期 40  %講義の理解度 
3小テスト/レポート課題 20  %講義の理解度、日常的学習努力、自発的学習 
[教科書]
  1. 石川ら, ダイナミックワイド図説生物-総合版-, 東京書籍, ISBN:4-487-36786-7
[参考書]
  1. 八杉・可知監修, 生物事典, 旺文社, ISBN:4010751436,
    (大学受験参考書だが、大学生・社会人にも通用する事典。分からない用語があるときに便利。)

  2. 竹内修二 監修, DVDで学ぶ人体-遺伝子・DNA, 西東社, ISBN:978-4-7916-1450-9,
    (生命とは何かを図とDVDで解説した説明が分かりやすい。)
[講義項目]
1.生命の特質<BR>2.細胞のつくりと働き<BR>3.細胞を構成する物質1:炭水化物<BR>4.細胞を構成する物質2:脂質、核酸1<BR>5.細胞を構成する物質3:核酸2<BR>6.細胞を構成する物質4:タンパク質<BR>7. セントラルドグマ<BR>8.遺伝子工学<BR>9. 中間評価:総括とまとめ<BR>10. 細胞内の化学反応1:栄養型式、呼吸1<BR>11.細胞内の化学反応2:呼吸2、嫌気呼吸<BR>12. 細胞内の化学反応3:光合成<BR>13.生物の系統と分類1:生物の系統と五界分類<BR>14.生物の系統と分類2:動物の系統、植物の系統<BR>15.最終評価:総括とまとめ
[教育方法]
1.PowerPointを用いたスライドと板書を併用して講義を行います<BR>2. 講義時に、毎回、小テストを行います
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
B.技術者としての知的基盤の形成
 土木環境工学の専門知識習得に必要となる数学、自然科学及び情報処理の基礎学力を身に付け、土木環境技術者としての知的基盤を形成する。
[その他]
● 開講時に講義で用いるスライドをCNSにアップロードします。各人で印刷してファイルにしておき、講義時に持参してください。<BR>● 分からないところは質問をしてください。メールでも大丈夫です。質問は大歓迎です。