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授業科目名
担当教員
応用物理学
鈴木 猛康
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
254241 A 2 C1 1 後期 III
[概要]
 本講義は,構造力学,土質力学,コンクリート工学,地震工学等の力学系の専門科目における基礎を学習する.これらは,いずれもニュートン力学を基礎として成立していることから,本講義では,まず,高等学校の物理の力学の復習からスタートし,その後,それらの発展形について,土木工学の基本的な考え方を解説しながら説明する.
[具体的な達成目標]
・質点の力学ならびに剛体のつり合いを理解し,計算手法を習得する.<BR>・地震工学の基礎知識を習得するとともに,1自由度系の自由振動の概念を理解する.<BR>・応力とひずみの概念を理解し,計算手法を習得する.<BR>・モールの応力円を用いて2次元の応力状態を表現し,主応力を計算できる.
[必要知識・準備]
高等学校レベルの微積分,三角関数ならびに物理の力学の知識
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %授業理解力 
2試験:中間期 40  %授業理解力 
3小テスト/レポート課題 10  %レポート課題2回,小テスト10回程度実施予定 
[教科書]
  1. 特になし
[参考書]
  1.  特になし
[講義項目]
  1.イントロダクション・力学の基礎知識<BR>  2.質点の力学まとめ、剛体のつりあい<BR>  3.剛体のつり合い<BR>  4.地震の基礎知識<BR>  5.地震工学の基礎<BR>  6.1自由度系の非減衰自由振動<BR>  7.中間評価:総括とまとめ<BR>  8.1自由度系の減衰自由振動<BR>  9.材料の特性<BR>  10.応力とひずみ1<BR>  11. 応力とひずみ2<BR>  12.モールの応力円<BR>  13. 主応力<BR>  14. 演習<BR>  15.評価:総括とまとめ
[教育方法]
 講義の内容に関する演習を,小テストの形で実施することにより,学生の理解を深める.<BR> 講義メモ,小テストの回答(中間ならびに期末評価の試験を含む)を,講義の後日,講義のMoodleと教員のホームページ上にアップする.<BR> 授業時間の配分は,概ね講義17.5時間,演習5時間とする.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
B.技術者としての知的基盤の形成
 土木環境工学の専門知識習得に必要となる数学、自然科学及び情報処理の基礎学力を身に付け、土木環境技術者としての知的基盤を形成する。
[その他]
特になし.