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授業科目名
担当教員
プログラミングI
小俣 昌樹
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
253125 2 G 1 前期 III
[概要]
プログラミングとは,コンピュータに対して一連の処理の指示を与える作業のことである.この一連の処理の指示をプログラムとよび,プログラムを記述するための人間にとって扱いやすい言葉で構成された言語をプログラミング言語とよぶ.<BR>本講義では,現在最も普及しているプログラミング言語のひとつであるC言語を用いて,手続き型言語によるプログラミングの基礎概念と基礎知識を学習する.そのために,プログラミングを「問題解析」・「データ構造とアルゴリズムの設計」・「コーディング」の3つのステップで構成される問題解決の過程として捉え,その基本思想と具体的な方法を学ぶ.<BR>カリキュラム中での位置付け:<a href="http://www.cs.yamanashi.ac.jp/g/JABEE/curriculum/">Gコースのカリキュラム</a>
[具体的な達成目標]
(1) プログラミングおよびアルゴリズムとデータ構造の基本概念を理解できる.<BR>(2) C言語プログラミングの基本技法を理解して使用できる.<BR>(3) 情報処理技術に関する基礎知識を理解して,それらを問題解決に応用できる.
[必要知識・準備]
「情報処理及び実習」を履修済みで,計算機の基本的な使い方(ファイルの作成・編集など)を修得済みであること.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %プログラミング技法と具体的な問題への応用能力を問う筆記試験によって評価する. 
2試験:中間期 40  %データ構造・アルゴリズム・プログラミングの基本概念の修得度と簡単なプログラムの作成能力を問う筆記試験によって評価する. 
3小テスト/レポート課題 20  %講義中に出題する練習問題によって評価する. 
[教科書]
  1. 鑰山 徹, C言語とアルゴリズム演習, 工学図書, ISBN:476920230X
[参考書]
  1. B.W. カーニハン (著), D.M. リッチー (著), 石田 晴久 (翻訳), プログラミング言語C, 共立出版, ISBN:4320026926
[講義項目]
※受講者の理解度に応じて内容を変更する場合がある.<BR><BR> 1. プログラミングのための基礎知識<BR> 2. 簡単なプログラム(四則演算,選択構造の表現I(2分岐))<BR> 3. 選択構造の表現II(多分岐I)<BR> 4. 選択構造の表現III(多分岐II)<BR> 5. 反復構造の表現I(反復構造の基本)<BR> 6. 反復構造の表現II(繰り返しの処理)<BR> 7. 反復構造の表現II(累計計算)<BR> 8. 前半のまとめおよび中間試験<BR> 9. 配列I(1次元配列)<BR>10. 配列II(2次元配列),ファイル処理<BR>11. ソーティング<BR>12. 関数の定義と利用I<BR>13. 関数の定義と利用II<BR>14. ポインタ<BR>15. まとめおよび試験
[教育方法]
・教科書を中心に,教科書および参考書の内容に沿ったスライドを提示しながらその内容を説明する.<BR>・授業中に,受講者が例題を自分で解く時間を設ける.また,講義で学んだ範囲についての小テストを実施する.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(A) マルチメディア情報ネットワーク技術に習熟した情報処理技術者としての基盤となる基礎的素養及び基礎的スキルを修得する。
(E) 情報化社会における要求に対して問題分析を行い、専門的知識に基づく創意工夫によってそれを解決するまでの問題発見デザイン能力を修得する。
[その他]
(未登録)