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授業科目名
担当教員
情報処理及び実習
武田 哲明/鳥山 孝司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
251080 A 2 D 1 前期 III-1-IV-1
[概要]
本授業は,今後,社会において要求される「情報の調査・収集,処理およびその発信を行うための能力」,即ち,「情報リテラシー」を養うための科目であり,機械システム工学科デザインコースの学生として最低限身につけておくべき情報処理の基礎教養および活用技術の修得を目標としている.
[具体的な達成目標]
1)Windowsの基本操作を覚えること.<BR>2)日本語ワープロ,表計算ならびにプレゼンテーションソフトについて学習し,それらの使用法を修得することにより,機械システム工学科デザインコースでの今後の活用(レポート作成や発表などを指す)に役立てられるよう,これらの素養を身につけること.<BR>3)電子メールなどのネットワーク媒体を使った情報交換やホームページによる情報発信ができること.
[必要知識・準備]
本講義では,『機械工学と自然科学』に関する学習・教育目標を達成するための付随的要件の一つとして,「情報処理」に関して学ぶ.<BR>全員初めてコンピュ−タを操作するものと考えて授業を進める.授業前には教科書を予習しておくこと.<BR>本科目と平行する1年前期開講の「入門ゼミ」において,プレゼンテーションソフトを利用した発表が要求される.また,1年後期開講の「確率・統計学及び演習」ならびに3年前期開講の「数値計算及び実習」において,コンピュータを利用した統計解析や数値計算などの実習が行われる.これらの科目を履修する前提として,本科目の単位を取得することが望ましい.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 70  %授業理解力、自発的勉学、情報収集 
2平常点/受講態度 20  %観察、整理能力、 
3発表/表現等 10  %発表、表現能力 
[教科書]
  1. 吉田郁子、杉江日出澄, パソコンの実践学習 Windows/Office XP 版, 培風館, ISBN:4563015504
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
 1.コンピュータの概要および情報リテラシーについて<BR> Windowsの基本操作<BR> 2.日本語ワープロ(Word)の基本操作(簡単な文書の作成)<BR> 3.Wordの基本操作(イラスト及び数式の挿入)<BR>   moodleによる課題提出方法<BR> 4.表計算ソフト(Excel)の基本操作(表、グラフの作成)<BR> 5.Excelによるデータ処理(実験データの読み込み及び作図)<BR> 6.Excelによるデータ処理(積分平均などの計算)<BR> 7.ネットワークによる情報交換電子メール<BR> 8.中間試験<BR> 9.プレゼンテーションソフト(Power Point)の基本操作<BR>10.プレゼン資料(入門ゼミ)の作成<BR>11.プレゼン資料(入門ゼミ)の作成<BR>12.ホームページ作成の基本操作<BR>13.ホームページの作成<BR>14.ホームページの作成<BR>15.期末試験及び解説
[教育方法]
1)実際に計算機を使用した実習を行うことにより、講義の場において、ソフトウェアなどの使用法を修得することを目指している。<BR>2)操作法などにとまどう学生には、ティーチングアシスタント(TA)が援助する。<BR>3)各講義項目の区切り毎に演習課題を与え、講義内容のまとめと理解の助けとなるようにしている。<BR>4)演習課題に対する解答の作成、あるいは、その提出法も、情報機器を活用するよう指導している。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
(C) 【機械工学の基礎】
機械工学に関する基礎知識を修得し,これらの知識を活用して機械工学に関連する諸問題が解決できる能力を身につける.
(D) 【コミュニケーション】
口頭発表や卒業論文の執筆などを通じて,自己の考えを合理的に整理し伝達することができる能力および他者の考えに対して適切に対応できる能力を身につける.
(E)【デザインとものづくり】
修得した基礎知識を駆使し,与えられた制約の下でデザインやものづくりが合理的かつ効率的に行える能力を身につける.
[その他]
オフィスアワー:講義終了後、木曜日第5時限