授業科目名
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数学演習II
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時間割番号
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192187
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担当教員名
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坂内 真三
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開講学期・曜日・時限
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前期・木・IV
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単位数
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2
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<対象学生>
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数理情報・コース数学教育専修 2年生
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<授業の目的および概要>
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数学演習Iに続いて、演習を通して大学数学の基礎を身につけることを目的とする。<BR>主にε−δ論法とそれを用いた極限,微分,積分に重点を置く。<BR>微分積分学の理解を深めるとともに,大学数学を用いると高校数学を見直し,容易に扱えることを学ぶ。
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<到達目標>
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・大学での数学の基本的な考え方を理解できる。<BR>・簡単な具体例での計算ができる。<BR>・高校数学と大学数学の違いを理解する。
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<授業の方法>
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講義のあと,問題を出して学生が解答・説明する。<BR>毎回小テストを行う。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 20 % | 授業理解力,論理的思考能力,計算能力。 | 2 | 試験:中間期 | 20 % | 授業理解力,論理的思考能力,計算能力。 | 3 | 小テスト/レポート課題 | 60 % | 毎回,前回の学習内容確認のための小テストを行う。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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「集合と写像」,「位置と距離の数学」を履修すること。<BR>2/3以上の出席が必要。
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<テキスト>
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- 1年次の微分積分学の教科書を持参すること。
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<参考書>
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- 吹田信行, 理工系の微分積分学, 学術出版, ISBN:4873611199
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<授業計画の概要>
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主に以下の事柄について講義し,提示する問題に対する解答・説明を求める。<BR>他の関連した講義などの進行状況を考慮しながら、学生の解答次第で進み方を調整する。<BR><BR>ε−δ論法およびそれを用いた精密な微分積分学。<BR>特に,<BR>・数列の極限,<BR>・Taylorの定理,<BR>・2変数関数の合成関数の微分,<BR>・2変数関数の極大値・極小値,<BR>・微分・積分と極限の交換,<BR>・条件付極値<BR>などを扱う。
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