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授業科目名 野外植物学実習
時間割番号 191083
担当教員名 芹澤 如比古
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
野外に生育する植物に目を向け,野外に出て多くの植物と触れ合い,採集し,解剖し,押し葉標本を作製し,図鑑などを使って調べ,基本的な種の特徴を認識する力を身に付ける。
<到達目標>
植物の押し葉標本の作成方法を学ぶ。<BR>基本的な生物学的種の認識能力を培う。<BR>葉や生殖器官などの特徴を自らつかみ,図鑑などを読み込むことによって,種の生物学的,生態学的特徴を把握する力を身に付ける。<BR>植物の垂直分布を学ぶ。
<授業の方法>
野外実験施設に宿泊し,野外に出てできるだけ多くの植物に触れる実習を行うとともに,採集した植物を解剖し,標本を作製し,図鑑などを使って調べる実験・実習である。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 40  %情報収集・整理能力,論理的思考能力など。 
2平常点/受講態度 30  %野外実習での態度,意欲,積極性など 
3その他 30  %30種以上の植物押し葉標本の出来栄え,特徴を捕らえているか,同定の正確さなど 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
野外に出るので,実習上の諸注意を守り,野外での説明などをよく聞くとともに,各自で事故の無いように十分心がける。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
千葉大学海洋バイオシステム研究センター銚子実験場に宿泊し,タブノキを極相とする銚子海岸の典型的な海岸植生を観察し,実験場周辺の樹木や草本の採集を行うとともに,潮間帯の海藻植生を観察し,海藻類の採集を行う。採集した植物は各自が図鑑を用いて種の同定を行うとともに,それぞれの特徴を把握し,標本を作製する。事前レポートとして,銚子海岸周辺に生育する木本と草本の30種についての事前学習を課す。また,植物の標本や生態の写真撮影を行い,事後レポートでは標本,標本写真,生態写真,標本ラベルの提出を課す。