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授業科目名 フランス言語文化論
時間割番号 181110
担当教員名 井上 範夫
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
1,2年生
<授業の目的および概要>
物語論narratologie(物語というテクストを構造、表現としてどう分析するか、の方法論)の概念を紹介しながら、フランスの物語、文学の様々な作品を取り上げ、具体的に特質や問題点を吟味します。フランスの言語文化の多面性を理解するとともに、テクストを読むということの方法(分析、解釈)について考えることも目指します。
<到達目標>
テクストにどうアプローチするべきか、基本的な考え方を知るとともに、方法に従ってテクスト分析を実際に行なえるようになること。
<授業の方法>
講義。ただし数回程度、作品を直接読んでレポートを提出してもらい、そのレポートを基に議論を重ね認識を深めたいと思います。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 80  %テクストをどう読むことが出来ているか、分析方法を使うことが出来るか、を計ります。 
2平常点/受講態度 20  %不断の勉強努力を見ます。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
オフィス・アワー:木曜午後。(研究室J318に在室の時は、何曜日でも基本的に何時でも質問その他に応じます。)
<テキスト>
  1. 教科書は特に用いず、随時プリントを配布します。
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
フランスの文学、文化の歴史の上で重要な人物やテクストを紹介しつつ講義を進めていきますが、関連するテクストについて受講生に、しばしばレポートを書いてもらうことによって、問題点を主体的に考え、認識を深める力、また論考をまとめる力を養ってもらいたいと思います。