授業科目名
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ヨーロッパ社会文化論I
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時間割番号
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180222
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担当教員名
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皆川 卓
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開講学期・曜日・時限
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前期・金・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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西洋史、ヨーロッパ地域・文化あるいは国際関係一般に関心のある学生。
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<授業の目的および概要>
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ヨーロッパ連合〈EU〉の源流をなすヨーロッパ諸国の関係史を学び、宗教や文化の違いを超えたパートナーシップとは何かを、大ざっぱな文明論以上のリアリティをもって理解するための一助とする。前期のIは、EUの特徴に簡単に触れたあと、中世ヨーロッパを支配するキリスト教の権力から各国が自立し、それらの国々が主従関係を脱して対等の関係を築く1800年前後までを範囲とする。
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<到達目標>
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中世・近世ヨーロッパ政治史を国際関係の切り口から論じることによって、国際政治学の一流をなすコミュニケーション理論の方法を学び、近年自治体や学校などのレベルで展開されている国際交流を、高次の制度づくりにつなげていくための力を養う。
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<授業の方法>
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講義内容に関する詳細なプリントを配り、それよりも幾分落としたレベルで講義する。レポートのテーマはプリントの中から出題されるが、重点項目は講義の中で集中的に述べる。出席カードで質問や意見を聴取することがある。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 50 % | 講義理解力/問題設定能力/表現力 | 2 | 平常点/受講態度 | 50 % | 講義理解力 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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ヨーロッパ統合の結果、加盟国の国内では移民問題や失業問題などさまざまな困難が噴出し、国民の半数以上が統合の進め方に反対している国もあります。しかしそれでも、ヨーロッパ連合(EU)を解散したり脱退しようと訴える人はほんの少数です。なぜヨーロッパ人は困苦を耐えて統合に向かっていこうとするのか。その理由は近世・近代のヨーロッパ人、わけても中央ヨーロッパ(ドイツ、スイス、ベネルクス、オーストリア、中東欧)の人々が歩んできた歴史の中にあります。それを辿ってみましょう。彼らの目指すものの大きさと、そのタフさが分かるはずです。
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<テキスト>
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- テキストは使用しない。
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<参考書>
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- 教場で適宜指示します。
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<授業計画の概要>
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題目 ヨーロッパ連合の源流<BR>1.はじめに−ヨーロッパ連合の特徴と国際的意義<BR>2.「キリスト教共同体」の解体と国境の成立<BR>3.近世のスイスとオランダ<BR>4.神聖ローマ帝国(ドイツ)とハプスブルク帝国<BR>5.諸国間の対等化<BR>6.ヨーロッパ公法学と海洋法の世界
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