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授業科目名 インターカルチャー入門
時間割番号 180001
担当教員名 佐藤 一郎
開講学期・曜日・時限 前期・金・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
異文化を理解する上で必要な基本概念を習得しながら、人類が有する文化の多様性と共通性について理解を深める。さらに異文化理解の必要性を現代社会の諸問題との関連性から理解する。
<到達目標>
授業内容を理解した上での、(広い意味での)他者の問題への深く個性ある掘り下げ。
<授業の方法>
講義中心に進める。テーマに応じてビデオ映像を使用する。その際には簡単なレポートを提出してもらう。必要な資料は適宜配布する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %学習内容を踏まえた上での独自の考えの形成 
2試験:中間期 20  %前半までの学習項目の理解度 
3小テスト/レポート課題 15  %授業意図の理解と学習達成度 
4平常点/受講態度 15  %出席と積極的な受講態度 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
先入観に染まらない柔軟な主体性と広い関心をもって、問題を考える態度を望みます。ありきたりの常識的な意見にとどまるのでなく、出された例について、自分でも読んだりしながら、考えを深めることが求められる。<BR>出席について不正を行ったことが判明した場合は、名簿からの削除など厳格に対処します。
<テキスト>
  1. プリントを配布する。
<参考書>
  1. ブルース・カミングス, 戦争とテレビ, みすず書房, ISBN:462207091X C1036
  2. 内田樹, ためらいの倫理学, 角川書店
  3. モーリス・メルロー=ポンティ, 眼と精神, みすず書房
  4. クロード・レヴィ=ストロース, 野生の思考, みすず書房
  5. ミシェル・フーコー, 狂気の歴史, 新潮社
<授業計画の概要>
第1回〜第2回   グローバル化に関する考察<BR>第3回〜第4回   他者の問題<BR>第5回〜第6回   両極性と両義性(対人関係)<BR>第7回       健全な心の宗教と病める魂<BR>第8回       中間テスト<BR>第9回〜第10回  非連続性と連続性(未開人の心)<BR>第11回〜第12回 ゲームと儀礼(具体の科学)<BR>第13回〜第14回 非理性と理性の間(狂気について)<BR>第15回      総括評価(試験等)