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授業科目名 図学
時間割番号 163043
担当教員名 村松 俊夫
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
学校教育課程美術教育専修 1・2年次生
<授業の目的および概要>
自己のイメージやデザインを、図形を用いて正確に第3者に伝達する手段としての図学を学ぶ。計量的・客観的作図技術を修得すると同時に、直観的形態認識力・感覚的空間把握力・論理的思考力を培い、高度な造形・構成・表現の基礎とする。
<到達目標>
3次元の立体・空間を表している2次元の図を読みとり、再度3次元の立体・空間を構築できること。
<授業の方法>
毎回配付されたプリントによる作図演習で理解を深める。 主として、正投象第1角法による立体図学を中心に論説し折にふれ関連のある平面図学にも言及する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %作図によるペーパーテストを行う。 
2平常点/受講態度 30  %能動的な学習に取り組む姿勢、授業中の発言などの積極性。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業に遅刻するとそれまでの作図過程が理解できず、その日の演習が手付かずになる危険性が高い。 三角定規、コンパスなどの必要教材については、ガイダンス時に詳細に指示する。 複合的かつ弾力的に学習するので、進度状況に応じて内容が前後したり、また一部割愛される場合がある。
<テキスト>
  1. 毎回プリントを配布する。
<参考書>
  1. 授業中に随時紹介する。
<授業計画の概要>
1.ガイダンス 図学の目的・歴史・領域 <BR>  正投象の空間 第1角法と第3角法、画面の回転、画面配置の違い<BR>3.正多面体の表示1 正4面体の平面図と立面図 <BR>4.正多面体の表示2 立方体の平面図と立面図、正8面体の平面図と立面図 <BR>5.正多面体の表示3 対角線で直立している立方体の平面図と立面図、 <BR>6.平面図学1 √矩形・黄金矩形、一辺が与えられた正5角形、<BR>  円に内接する正5角形<BR>7.正多面体の表示4 底面の正5角形による正12面体の平面図と立面図 <BR>8.平面図学2 円錐曲線について <BR>9.切断・断面1 正5角柱の切断・立方体の切断、「回転」と「副投象」による <BR>10.切断・断面2 円錐の各種切断面の実形、放物線、楕円 <BR>11. 相貫1 相貫点、立方体と直線、三角形と直線、三角錐と直線、円錐と直線 <BR>12. 相貫2 相貫線、正4角柱と3角柱の相貫体<BR>13. 展開1 切断された4角錐、実長・実角・実形、対角線の応用 <BR>14. 展開2 斜めに切断された円柱、円周の伸長、円周の12等分 <BR>15. 定期試験