授業科目名
|
化学実験II(コンピュ−タ活用を含む。)
|
時間割番号
|
162662
|
担当教員名
|
入山 裕/佃 俊明/山根 兵
|
開講学期・曜日・時限
|
後期・月・III-1-IV-1
|
単位数
|
1
|
<対象学生>
|
教育人間科学部
|
<授業の目的および概要>
|
化学実験Iに引き続いて、有機化学、無機化学、分析化学、物理化学の分野の実験を通して、化学の原理・手法を学ぶ。実験項目としては、有機合成、吸光光度分析、重量分析、反応速度、電気分解、融点・凝固点の測定、クロマトグラフィーによる分離分析等を主な内容としている。実験デ−タの整理・解析にはコンピュ−タ(表計算ソフトおよび図表作成ソフト)を使用する。
|
<到達目標>
|
化学実験Iに引き続いて、基礎的な実験を通して実験器具・装置の取り扱いを習得すると同時に、データをまとめて結論を導き出す論理的な思考法を身に付ける。
|
<授業の方法>
|
受講生が自ら行う実験を中心にする。実験内容に関する説明、実験を安全に行うための安全教育を事前に実施する。実験終了後、レポートを提出する。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート課題 | 50 % | 実験の目的を理解して、得られた結果を論理的に考察して結論を導いているか。レポートの提出状況により減点します。 | 2 | 平常点/受講態度 | 50 % | 実験への取り組み姿勢、装置・器具の取り扱い方、合理的な実験の進め方。 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
実験科目なので欠席や遅刻は授業の理解と進行に支障を来します。欠席や遅刻をしないように努力して下さい。全時間出席が単位習得の原則です。実験の際には、必ず保護めがねと実験衣を使用してください。
|
<テキスト>
|
- 丸田銓二朗, 化学基礎実験, 三共出版, ISBN:478270061X
|
<参考書>
|
- マクマリー 有機化学概説, 東京化学同人, ISBN:4807905880
|
<授業計画の概要>
|
1.2.ミョウバン・ペーパークロマトグラフィー、アセトアニリド、セッケンのうちの2テーマ<BR>3.物理化学実験の説明<BR>4.電気分解<BR>5.凝固点降下<BR>6.反応速度<BR>7.比色分析<BR>8.無機化学実験の説明<BR>9.融点と凝固点の測定<BR>10.硫酸銅の合成<BR>12.硫酸銅結晶水の定量<BR>13.重量分析の説明<BR>14.ルツボの恒量<BR>15.鉄の定量<BR> その他(環境分析を実施する場合もあります。)
|