授業科目名
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運動の数理II
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時間割番号
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162603
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担当教員名
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山下 和之
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開講学期・曜日・時限
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前期・水・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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運動の数理Iを履修した学生。主に2年生。
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<授業の目的および概要>
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大きさを持った物体や多数の質点からなる系の運動量や角運動量などについて数学的な理解を深め、問題解決に対する力学的解析力をつけ、自然界での事象について運動学的取り扱いの能力を高める。
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<到達目標>
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大きさを持った物体や多数の質点の力学現象を数理的に扱うことができること。
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<授業の方法>
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講義。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 50 % | 多体系や剛体の運動の数学的説明ができること。(受講者少数のときは試験は行わない。) | 2 | 発表/表現等 | 50 % | 多体系や剛体の運動の数学的説明ができること。(受講者多数のときは発表・表現による評価は行わない。) |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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マッチ箱を回転(自転)させるときに、ある軸を回転軸にするとうまく回りません。これがどうしてなのか等がこの講義で説明されます。
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<テキスト>
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- 小出昭一郎, 力学, 岩波書店, ISBN:4000077414
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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1.慣性系について<BR>2.慣性力について<BR>3.重心について<BR>4.相対運動と換算質量について<BR>5.衝突問題における実験室系と重心系について<BR>6.衝突問題における散乱角について<BR>7.多体系の全運動量、全角運動量について<BR>8.多体系の位置エネルギーについて<BR>9.剛体の自由度について<BR>10.剛体に付随した座標系の基底ベクトルについて<BR>11.慣性モーメントについて<BR>12.平行軸の定理について<BR>13.剛体のオイラーの方程式について<BR>14.剛体の自由な回転の安定性について<BR>15.ラグランジュ方程式について
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