授業科目名
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地域社会論基礎演習
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時間割番号
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162255 A
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担当教員名
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石塚 迅
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開講学期・曜日・時限
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後期・木・IV
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単位数
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2
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<対象学生>
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社会科教育専修、共生社会コース
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<授業の目的および概要>
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法律学、とりわけ憲法・人権に関する文献の購読、受講生の報告に基づく質疑応答・討論を通じて、各受講生が自らの問題意識を明確にし、課題を発見し、発見したテーマに沿って自分の意見を論証しうるように指導する。
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<到達目標>
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1)法律学についての理解を深める。<BR>2)様々な政治・経済・社会問題を法的な視点から分析しその解決を図るという法的思考力を養成する。<BR>3)「地域社会論応用演習」に進むために、文献の読解、資料の収集・分析、レジュメ・論文の作成等について基本的な方法を習得する。
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<授業の方法>
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演習形式で行う。法律学(憲法・人権)に関する文献を輪読する。受講生の報告、および作成したレジュメに基づき、質疑応答・討論する。<BR>受講生は、指定した文献、および自らの興味関心に沿って、数回の報告義務、および学期末レポートの作成義務を負う。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 30 % | 学期末レポート。記憶力よりも思考力を重視する。 | 2 | 平常点/受講態度 | 30 % | 出席点と授業への参加意欲(授業中課題、授業中の発言等)。 | 3 | 発表/表現等 | 40 % | 文献の読解、資料の収集・分析、レジュメの作成。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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法律学についての基礎・専門知識を修得したい者、日常生活の中で様々な政治・経済・社会問題に興味をもっている者の受講を歓迎する。「条文を覚える授業」ではなく、「条文から考える授業」を目指すので、肩の力を抜いて積極的に授業に参加してほしい。自由な発想、柔軟な思考に期待している。<BR>受講生の興味関心に最大限配慮したい考えているので、輪読したい文献、討論したいテーマ等、希望・要望があれば遠慮なく申し出てほしい。
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<テキスト>
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- 受講生と相談の上、決定する。
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<参考書>
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- 長谷部恭男・杉田敦, これが憲法だ!, 朝日新書,2006年, ISBN:978-4-02-273114-2
- 井上ひさし・樋口陽一編, 『世界』憲法論文選 1946―2005, 岩波書店,2006年, ISBN:978-4-00-023665-2
- 米沢広一, 憲法と教育15講(改訂版), 北樹出版,2011年, ISBN:978-4-7793-0268-8
- その他は、授業時に随時紹介する。
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<授業計画の概要>
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第01回:ガイダンス<BR>第02回:方法論についての講義<BR>第03回〜第08回:文献の購読(受講生の発表に基づき、質疑応答・討論)<BR>第09回〜第14回:課題の発見(受講生の発表に基づき、質疑応答・討論)<BR>第15回:まとめ(総括)<BR><BR>※受講生の興味関心に応じて、授業内容・進行については弾力的に対応したい。<BR> 講義室の問題がなければ、法律学に関する視聴覚教材も使用したいと考えている。
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