授業科目名
|
西洋史特殊講義
|
時間割番号
|
162209
|
担当教員名
|
皆川 卓
|
開講学期・曜日・時限
|
後期・木・IV
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
2〜4年次生。特に中学校社会科または高等学校地理歴史科の教員を目指す学生。
|
<授業の目的および概要>
|
中近世ヨーロッパの「国家的アイデンティティ」(国に対する帰属意識)に関する最新の研究成果を論じ、18世紀末に成立する国民主義「ナショナリズムの条件」が、それ以前の時代にどのように整えられていったのかを学ぶ。
|
<到達目標>
|
近代社会がどのような個人を評価する傾向を持つかを構造的に理解し、それへの対応を学ぶと共に、その時代的制約を冷静に見つめ、自分を見失わない知力を養う。
|
<授業の方法>
|
配布したプリントの内容に沿って、講義形式で行う。単元の終了ごとに出席カード等で質問や意見を受け付ける。成績は期末に行う定期試験と出席状況、そしてこの質問・意見の提出状況で評価する。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート課題 | 60 % | 講義理解力/問題設定能力 | 2 | 平常点/受講態度 | 40 % | 講義理解力/問題設定能力 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
ヨーロッパで生まれた「国民主義」は、法の下の平等を実現する上で重要な役割を果たした一方、他の国民に対する閉鎖性も生んだ功罪両面のある考え方です。生活経験の中からなぜ人が自分の「国」を意識するようになったのか、その条件を見ていくことで、その意義と問題点を理解するきっかけになればと思います。
|
<テキスト>
|
- テキストは使用しない
|
<参考書>
|
(未登録)
|
<授業計画の概要>
|
題目 前近代ヨーロッパの「国家的アイデンティティ」
|