授業科目名
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日本語教育概論II
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時間割番号
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162065
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担当教員名
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仲本 康一郎
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開講学期・曜日・時限
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後期・木・I
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単位数
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2
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<対象学生>
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日本語教員養成プログラムの選択科目です。<BR>1-3年次
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<授業の目的および概要>
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日本語教育概論Iに引き続き、日本語教育の背景として言語習得に関する知見を得ることを目的とする。具板的には、母語の獲得及び第二言語習得とその周辺領域の実際と理論を学び、そこで得た内容を教授法へと結びつけていく。
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<到達目標>
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日本語教育の背景となる言語獲得、第二言語習得の理論を学ぶなかで、それらを批判的に検討する能力を身につけること。
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<授業の方法>
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講義
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 50 % | 期末テスト | 2 | 小テスト/レポート課題 | 25 % | 理解力、分析力、応用力 | 3 | 平常点/受講態度 | 25 % | 積極的な参加を求める |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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日本語教員養成コースの科目です。必修ではありませんが、日本語教育概論Iに引き続き履修することを勧めます。<BR>学生の主体的な参加を求めます。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 佐々木泰子(編), 『ベーシック日本語教育』, ひつじ書房, ISBN:9784894762855
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<授業計画の概要>
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以下のようなテーマについて議論する。<BR>1.ガイダンス:言語の特性<BR>第1部 言語の発達と進化<BR>2. 言語の発生と進化<BR>3. 認知発達:ことば以前の発達<BR>4. 社会発達:社会化の過程<BR>第2部 言語獲得のメカニズム<BR>5. 言語獲得1:語彙の獲得<BR>6. 言語獲得2:文法の獲得<BR>7. バイリンガルの言語獲得<BR>第3部 第二言語習得のメカニズム<BR>8. 母語の干渉と誤用分析<BR>9. 第二言語習得論:クラッシェン・モデル<BR>10. 外国語学習と個人的要因<BR>第4部 異文化適応と新しい学習観<BR>11. 学習ストラテジー<BR>12. 異文化適応と異文化理解<BR>13. 学習観の変遷と教授法<BR>※上記の番号は授業回数とは関係ありません。
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