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授業科目名 言語心理学
時間割番号 162063
担当教員名 仲本 康一郎
開講学期・曜日・時限 後期・月・IV 単位数 2
<対象学生>
日本語教員養成プログラムの必修科目です。<BR>1-3年次
<授業の目的および概要>
言語心理学のうち言語理解に関する領域を概観し、この分野に関する知識を得ることを目的とする。私たち人間はどのようにしてことばを理解するのかという問題を、言語学だけでなく心理学を含めた認知科学の隣接分野の知見も交えて多角的に考察する。
<到達目標>
言語理解のプロセスを多角的に学ぶことで、それらの知識を用いて言語に関する問題について、主体的に考察を深めることができるようになること。
<授業の方法>
講義と演習
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %期末テスト 
2小テスト/レポート課題 25  %理解力、分析力、応用力 
3平常点/受講態度 25  %積極的な参加を求める 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業は講義形式ですが、積極的に質問をする、また学生同士で相互に交流を図るなど、受講生の主体的な参加を求めます。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 針生悦子, 言語心理学(朝倉心理学講座), 朝倉書店, ISBN:9784254526653
  2. 森敏昭(編著), 『おもしろ言語のラボラトリー』, 北大路書房, ISBN:9784762822223
  3. 谷口一美, 『学びのエクササイズ認知言語学』, ひつじ書房, ISBN:9784894762824
  4. 佐々木泰子(編), 『ベーシック日本語教育』, ひつじ書房, ISBN:9784894762855
<授業計画の概要>
以下のようなテーマについて議論する。<BR>1.ガイダンス:言語学入門<BR>第1部 心理言語学 <BR>2. 音声と文字の知覚<BR>3. 単語と辞書<BR>4. 文理解と文産出<BR>第2部 認知言語学<BR>5. カテゴリー化<BR>6. 言語と経験<BR>7. 比喩と理解<BR>第3部 言語理解過程<BR>8. 発話理解過程<BR>9. 会話理解過程<BR>10. 文章理解過程<BR>第4部 言語学の周辺領域<BR>11. 言語と思考<BR>12. 視覚言語 手話の世界<BR>13. 脳科学から見た言語<BR>※上記の番号は授業回数とは関係ありません。