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授業科目名 保育・幼児教育制度論
時間割番号 160211
担当教員名 秋山 麻実
開講学期・曜日・時限 後期・金・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
幼児の発達を保障する保育制度の現状と課題を、歴史的・社会的文脈の中で理解するとともに、現代における保育・幼児教育制度の状況について学習する。
<到達目標>
保育制度について、たんなる知識として把握するのではなく、その問題点や意義、社会全体の動きとのつながり等を考える。
<授業の方法>
講義を中心に、授業時に提出されるいくつかの論点についてのグループ討議やその報告などを行なう。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 70  %授業内容の理解度および独自の情報収集力・分析力を問う 
2平常点/受講態度 30  %授業に11回以上出席することが単位取得の条件となる 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
子どもの育ちを守るためには、制度に対する批判的な視座が必要です。授業に出ればいいと考えずに、日ごろからニュースなどを見聞きして、批判精神を養ってください。
<テキスト>
  1. テキストは指定しない。授業時に必要なプリント資料を配布する。
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.ガイダンス<BR>2.保育・幼児教育史(1)幼稚園成立史<BR>3.保育・幼児教育史(2)幼稚園論争<BR>4〜5.保育・幼児教育史(3)託児所成立史:博愛主義・民間需要・社会事業・協同組合<BR>6.保育・幼児教育制度の整備<BR>7〜8.保育施設の性質<BR>9〜10. 幼稚園教育要領と保育所保育指針<BR>11.幼・保一元化論<BR>12.保護者の就労問題<BR>13. 子育て支援<BR>14. 子どもと保育者と保護者と行政<BR>15. 少子化に伴う現代的課題