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授業科目名 授業分析論
時間割番号 160006
担当教員名 成田 雅博/松森 靖夫/佐藤  博/志村 結美/清野 辰彦
開講学期・曜日・時限 後期・金・I 単位数 2
<対象学生>
学校教育課程2年生
<授業の目的および概要>
附属幼稚園・小学校・中学校における教育実習生の研究授業等を対象に,履修者によってビデオカメラで録画された映像や学習指導案等をもとに,授業を記述し他者に伝える能力を育成する。履修者のみが参加する授業研究カンファランスの発表資料の準備や参加をとおして,初歩的な授業分析に必要な技法を修得し,あわせて教育の方法及び技術に関する実践的力量形成をうながす。
<到達目標>
・授業観察の視点を設定できる。<BR>・教育の方法及び技術に関する理論及び実践に関する技能を修得する。<BR>・授業記録の方法・授業分析の手法を修得する。<BR>・教師の教授行動,子どもの活動を記録する手法を修得する。<BR>・ビデオカメラによる授業記録の方法を修得する。
<授業の方法>
受講者は4−6名程度のグループごとに附属学校園における教育実習生の授業分析作業を行う。5−8グループで1クラスとし,クラスごと及び学年全体で授業カンファランスを行うが,授業を直接観察していない者にも授業の概要が理解できるよう,各グループは授業を記述・説明する資料も作成する。資料作成に際しては,プレゼンテーションソフトやビデオ編集等を積極的に活用する。全体授業カンファランスにおいては,同一授業を分析した他のグループを中心に意見交換・討論を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 30  %授業記述力・授業分析力 
2平常点/受講態度 40  %積極性 
3発表/表現等 30  %PowerPointスライド等の資料の表現力・発表における表現力・質疑応答の適切性 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1.この科目の履修申告・受講のための要件は以下のとおりです。<BR>・前期の「教育課程臨床論」を単位取得していること。<BR>・教育人間科学部新課程(生涯学習課程・国際共生社会課程・ソフトサイエンス課程)の学生については,3年次以上であること。<BR>2.「授業分析論」では欠席が多いと単位修得できませんし,授業の目標を達成することも困難になります。
<テキスト>
  1. 稲垣忠彦・佐藤学, 授業研究入門, 岩波書店, ISBN:4000039482
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1. この授業の概要・グループ構成・分析対象の授業の決定・e-Learningの使い方(全体)<BR>2. 授業記録・分析の方法(全体)<BR>3. 分析対象の授業ビデオ分析・発表資料作成(グループ) 7回<BR>   (ビデオ編集・授業記録作成・発表用PowerPointスライド制作)<BR>4. クラス内授業カンファレンス(各グループによる発表・意見交換)(クラス) 3回<BR>5. 授業カンファレンス全体会(各グループによる発表)(全体) 2回<BR>6. 総括的評価