授業科目名
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基礎科目II(物理)
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時間割番号
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065012 A
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担当教員名
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小俣 民男
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開講学期・曜日・時限
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後期・月・V
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単位数
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2
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<対象学生>
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「物理II」未履修などで、「電磁気学」のうち「静電場」や「電流」、「回路」等の基礎的な項目の修学不足の学生
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<授業の目的および概要>
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「物理II」で扱われている内容のうち、電磁気学についての一通りの基礎知識がつく。その結果、専門科目との橋渡しが容易となり、専門科目の理解が進む。
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | ◎ | 知識と視野 | 高校の物理の教科書程度の内容に習熟し、専門科目の物理を理解できる地力ができる。 | 2 | | 能力と技能 | 「物理II」の教科書程度の問題を自力で解くことができる。 |
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<授業の方法>
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毎回、1コマ90分の中で、講義を行うとともに演習問題を解いてゆきます。<BR>必要で理解すべきことはすべて板書しますので、必ずノートを取ってください。<BR>教科書だけでは理解が難しく、ノートの内容を勉強して、電磁気学の基礎を理解してください。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 40 % | 「物理II」の電磁気学のうち導体、誘電体、電流や磁場の問題が解けるか。理解度と計算力 | 2 | 試験:中間期 | 40 % | 「物理II」の電磁気学のうち静電場や電位の問題を問題を解けるか。理解度 | 3 | 平常点/受講態度 | 20 % | 出欠席の状況と宿題や演習の結果 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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大学の物理学を理解するために必要な電磁気学の基礎的なことを演習を中心にして学習します。忍耐強く最後まで受講すること。教科書に沿って講義は進みますが、板書は必ずノートに書き写してください。<BR>出席点が悪いと試験だけ受験しても不合格となります。
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<テキスト>
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- 原 康夫, 第3版物理学基礎, 学術図書出版社, 学術図書出版社, ISBN:4-87361-662-X,
(前期の基礎科目I(物理)、時間割番号065011Aで使用した教科書の後半を利用します。)
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<参考書>
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- 特に指定しません.
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<授業計画の概要>
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1)これまでのおさらい<BR>2)電磁気学について<BR> (1)電荷とクーロン力、<BR> (2)物理におけるベクトル量とスカラー量<BR> (3)電荷と静電場とクーロン力<BR> (4)電気力線と電場<BR> (5)ガウスの法則とその電場への応用<BR> (6)種々の場会の電場計算への応用例<BR> (7)静電場の性質と電位<BR> (8)中間評価;授業前半のまとめと問題解答<BR> (9)導体の性質とシールド<BR> (10)真空中のコンデンサーの容量と蓄えられるエネルギー<BR> (11)誘電体の性質<BR> (12)電流の意味とオームの法則<BR> (13)直流回路とジュール熱<BR> (14)電流の作る磁場とローレンツ力<BR> (15)評価;総括とまとめ
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》 | (A) マルチメディア情報ネットワーク技術に習熟した情報処理技術者としての基盤となる基礎的素養及び基礎的スキルを修得する。 | ◎ |
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