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授業科目名 球技スポーツの魅力
分類・系統健康福祉 心身・芸術系
時間割番号 063633
担当教員名 古澤 栄一
開講学期・曜日・時限 前期・月・II 単位数 2
<対象学生>
全学部全学年 40名程度
<授業の目的および概要>
 球技スポーツには室内で行なうバスケットボール、バレーボール、卓球など、室外で行なうソフトボール、サッカー、ラグビーなどがあり多種多様の魅力が隠されている。<BR>そこで、本講義ではそれらの種目の技術的な特性ばかりでなく、その競技が生まれてきた背景や歴史的な流れ、そしてそれらに伴うルールの変遷などを紐解きながら本質的な魅力を探るものである。<BR> 特に、実技では誰もが生涯スポーツとしても有効になっていくソフトボールを取り上げ、白球に親しみながら打撃、守備、走塁等の基本技術を磨き、チーム毎に戦術を考え、ゲームも行ないながら実際場面での経験知を獲得していくものである。<BR> なお、第1回ガイダンスにおいて全体概要説明などを行うが君たちのニーズや使用できる施設の関係から他の種目も取り入れることもあり得るので考えておいてもらいたい。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野球技スポーツの基本技術を理論と実践から学び、成功・失敗の原因を推察できる力を身につける。
2能力と技能講義では各種スポーツの成り立ちを系統的に理解する能力を探り、実技ではもし君が初心者であってもどんな人とでもキャッチボールが続き、ゲームでもヒットが打てるようになることを狙いとする。
3 人間性と倫理性球技スポーツには個人種目、団体種目、野外活動種目などがあり、それぞれに応じた取り組み方を学び、自我の確立と共にチーム・メートへの気遣いができるように心がけることを狙いとする。
<授業の方法>
講義及び実技
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:中間期 25  %個人技術やチーム戦術の理解度を3回程度評価する。 
2平常点/受講態度 45  %本授業は講義と実技を伴う科目であるので、授業への出席回数は重要な評価項目になる。欠席回数1回につき8点づつ減点する。 
3その他 30  %積極性を重んじ、個人としての創意工夫、グループ学習における貢献度も評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
イメージを膨らませながら考え、実際にトライしよう。
<テキスト>
  1. テキストは指定せず、必要に応じて資料などを配布する。
<参考書>
  1. 努力は裏切らない, 幻冬舎, ISBN:434440534X
  2. ソフトボール ウインドミルのすべて, 池田書店, ISBN:4262162826
  3. 生まれ変わるバッティング, 新星出版社, ISBN:4405081816
  4. スペクテイタースポーツ, 大修館書店, ISBN:4469261327
  5. 実践コミュニティ・スポーツ, 大修館書店, ISBN:4469262358
<授業計画の概要>
  1 ガイダンス (球技スポーツの紹介と全体概要説明) <BR>  2  球技スポーツの歴史的変遷<BR>  3 キャッチボールとトス・バッティング <BR>  4  スポーツを見る視点を探る <BR>  5  ウインドミル投法の技術分析<BR>  6  ゲームにおけるウインドミル投法の実践 <BR>  7  世界的なスポーツ界の流れを探る <BR>  8  各種スポーツルールの習得 <BR>  9  ソフトボールのゲームにおけるルールの適用 <BR>  10  審判員の見方、動き方 <BR> 11  スポーツ界の歴史を探る <BR> 12  基本的な防御法の習得  <BR>  13  基本的な攻撃法の習得   <BR>  14  チーム内での役割分担の確認 <BR>  15  勝利への方程式を探る <BR>     ※ 使えるスポーツ施設との兼合いから、講義内容を変更することもある。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。