授業科目名
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ガイア仮説と地球システム科学
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分類・系統 | |
時間割番号
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063454
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担当教員名
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松本 潔
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開講学期・曜日・時限
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前期・水・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的および概要>
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近年、地球表層での物質循環や気候などを、大気圏、水圏、岩石圏、生物圏の間の有機的な相互作用の一局面として捉える「地球システム」とも呼称される概念が、気候学や生態学など様々な学問分野で注目され始めた。そのルーツを遡ると、地球の無機的環境と生物がその相互作用の中で環境の恒常性を維持する自己統制システムを確立してきたという、ガイア仮説に辿り着く。<BR> 本授業では大気圏、水圏、岩石圏、生物圏の構造と機能、これら各圏の相互作用により構築される物質循環システムや気候システム、更に地球システム科学の先駆けとなったガイア仮説について学習し、地球環境とその変動がもつ意味を惑星スケールで捉えるために必要な「地球システム」の視座を会得する。
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | ◎ | 知識と視野 | 地球環境とその変動を、大気圏、水圏、岩石圏、生物圏との間の相互作用の一局面として捉える、「地球システム」の視座を会得する。 | 2 | | 能力と技能 | 今日の地球規模での環境問題を、「地球システム」の変動という視点から考えることができる。 | 3 | | 人間性と倫理性 | 「地球システム」における人類とその活動の位置づけ、可能性、限界を、惑星スケールで捉えることができる。 |
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<授業の方法>
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プリントを配布し、その内容を基に板書による講義を行なう。必要に応じてスライドも用いる。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 45 % | 論述式の試験を行ない、授業内容の理解度を評価します。 | 2 | 小テスト/レポート課題 | 40 % | 授業中に小テストを行ない、授業内容の理解度と応用力を評価します。 | 3 | 平常点/受講態度 | 15 % | 出席回数を評価します。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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大気圏と水圏、岩石圏、生物圏との間には、エネルギーと物質を介した相互作用があり、今日の地球環境もその一局面と捉えることができます。そしてその中で、人類は繁栄を遂げてきました。地球環境問題と呼称される現象の多くは、この相互作用のバランスに変化が生じることです。地球の壮大な営みを、大気圏と水圏、岩石圏、生物圏との相互作用として捉え、その中で生きている人類の奇跡に、思いを馳せて欲しいと願います。そして、限られた環境の中で、人類には何ができるのかを考えてください。
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<テキスト>
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- 特になし
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<参考書>
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- 授業中に示す
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<授業計画の概要>
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1.地球システム科学とは何か<BR>2.地球表層環境のサブシステム<BR>3.サブシステム間の相互作用<BR>4.気候システム<BR>5.気候の変動<BR>6.地球の恒常性とガイア仮説<BR>7.地球システム科学と地球環境問題
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》 | (C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。 | ◎ |
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