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授業科目名 子どもとジェンダー
分類・系統社会科学 社会系
時間割番号 063253
担当教員名 秋山 麻実
開講学期・曜日・時限 前期・火・V 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
ジェンダーとは、性別によって人を振り分けること、そのことによって性によって人を差別する営みを強化し、正当化することである。子どもが生まれ育つさまざまな局面で、そうした性別による振り分けがどのように行なわれるのか、それが私たちの生育過程や日常生活にどのように影響するのか、私たちは子どものジェンダー強化にどのように加担しているのかを学ぶのが、本講義の目的である。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野「ジェンダー」「ジェンダー・バイアス」「セクシュアリティ」といった概念を理解する。そのうえで、身の回りのことがらやニュースについて、ジェンダーの視点から考えられる視野を獲得する。
2 能力と技能情報を整理し、交換し、共に考えるプロセスを経て、プレゼンテーションを行なう。
3 人間性と倫理性自身とは異なる立場にある人の存在やその置かれた状況について、想像力をはたらかせ、自分の立場との連関を考える。
<授業の方法>
講義、グループワーク、学生による発表で構成する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %与えられた課題について、問題を整理し、ジェンダー公正の立場から意見を書ける。 
2平常点/受講態度 20  %グループワークに積極的に参加できる。 
3発表/表現等 30  %授業内で必要な情報を調べて、クラス全体に貢献できる発表ができる。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
知らない相手とでも、意見や情報を交換し、一緒に考えることがグループワークの基本です。それが面倒な人は、受講できません。<BR>ジェンダーの観点から見た公正について学ぶ授業なので、「公平な視点から見た」つもりで保守的な意見に固執するような立場からの脱却を望みます。
<テキスト>
  1. 授業内容に即した文献を紹介する。積極的に読んでほしい。
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション<BR>2.結婚・非婚と子ども<BR>3.服装とふるまい<BR>4、ジェンダーの再生産装置としての学校<BR>5.女性の性と人権<BR>6.男性の性と人権<BR>7.ポルノグラフィーはなぜ問題視されるのか<BR>8.子どもと女性の人権1<BR>9.子どもと女性の人権2<BR>10.子どもの文化のなかのジェンダー1<BR>11.子どもの文化のなかのジェンダー2<BR>12.グループワーク<BR>13.14.15.グループ発表
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。