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授業科目名 現代日本の政治と政策
分類・系統社会科学 社会系
時間割番号 063222
担当教員名 藤原 真史
開講学期・曜日・時限 後期・火・V 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
 政治に対して、少なからぬ人々がシニカルな態度を示す。それにも関わらず、私たちの日々のくらしは、政治や政治の生み出すさまざまな結果から無縁ではありえない。本講義では、私たちの生活にとって身近な、あるいは大きな影響を有する政治現象や政治的諸課題を糸口に、その基底にあるものや論点に関する理解を深めていく。それにより、政治的な諸事象を皮相的でなく冷徹に分析する能力の習得を目指す。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野現代日本の政治と政策に関する基本的な知識を吸収して視野を広げることによって、政治的な諸事象を自分自身の言葉で分析、説明できるようになる。
<授業の方法>
 講義形式で行うが、身近な問題を中心に討論の機会も設けて論理的に考える力を養うようにしたい。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %授業理解力、論理的思考能力 
2小テスト/レポート課題 40  %情報収集/整理力、論理的思考能力 
3平常点/受講態度 20  %日常的勉学努力(出席) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 政治学に関する分野は、時事的な論点に対する問題意識が重要となります。日頃から新聞報道などに関心を寄せて、自身の見解を持つようにしてください。<BR><BR>【オフィスアワーについて】<BR> 後期授業期間中は火曜日4時限に研究室(K-313)で実施する予定です。
<テキスト>
  1. <参考書>岡田浩・松田憲忠(編), 現代日本の政治, ミネルヴァ書房, ISBN:4623054233
  2. <参考書>岩崎正洋・西岡晋・ 山本達也(編), 政治の見方, 八千代出版, ISBN:4842915196
  3. <参考書>北山俊哉・真淵勝・久米郁男, はじめて出会う政治学[新版], 有斐閣, ISBN:4641121656
  4. <参考書>村松岐夫・伊藤光利・辻中豊, 日本の政治[第2版], 有斐閣, ISBN:4641059969
  5. <参考書>大山礼子, 日本の国会, 岩波書店, ISBN:4004312884
<参考書>
  1. 田中愛治・河野勝・日野愛郎・飯田健・読売新聞世論調査部, 2009年、なぜ政権交代だったのか, 勁草書房, ISBN:4326301821
  2. 毎日新聞政治部, 完全ドキュメント 民主党政権, 毎日新聞社, ISBN:4620319600
  3. 読売新聞政治部, 自民崩壊の300日, 新潮社, ISBN:4103390115
  4. 山口二郎, 民主党政権は何をなすべきか, 岩波書店, ISBN:4000248596
  5. 菊池正史, テレビは総理を殺したか, 文藝春秋, ISBN:4166607944
<授業計画の概要>
 概ね以下のテーマについてそれぞれ1〜2回分の授業時間を割り当てて講義を行う予定であるが、受講生の関心によりテーマや時間配分については適宜、追加・調整する。<BR><BR> ◇日本の政党<BR> ◇日本の選挙<BR> ◇国会の機能と立法過程<BR> ◇日本の内閣<BR> ◇利益集団と政治<BR> ◇政治とカネ<BR> ◇マスメディアと政治
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《電気電子システム工学科》
A-1:人としての常識を持ち,人の社会性を認識する
人間形成科目部門を通じて自分を取り巻く環境の中で円滑かつ持続的に活動を続けるための常識を身につけるとともに,テーマ別教養科目部門の内,「文化系」「社会系」「国際交流系」の科目を通じて歴史や様々な文化,社会の仕組みを理解し,社会人としての良識と倫理,多様な価値観を理解する広い視野を備える
 
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。