授業科目名
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源氏物語を読む
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分類・系統 | |
時間割番号
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063038
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担当教員名
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池田 尚隆
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開講学期・曜日・時限
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後期・金・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学生対象
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<授業の目的および概要>
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『源氏物語』を読みます。<BR> 高校までの古文学習によって身に付けた力を、皆さんは過小評価しています。懇切な注釈書を使えば、難しいとされる『源氏物語』も、かなり読むことができるのです。<BR> この授業では毎回30ページほどの予習を課し、出席者の感想・疑問を発展させていくかたちをとります。強制的であっても、とにかく読んでみる。そうすれば、自分が意外に読めること、楽しめることがわかります。その経験の手助けをし、『源氏物語』、あるいは日本の古典文学の魅力を知ってもらう、それがこの科目の一番の目的です。<BR> 今年度は「桐壷」巻から「末摘花」巻までを読みます。
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | | 知識と視野 | 日本の古典文学を読むための基本的知識と読解力を身に付ける。 | 2 | | 能力と技能 | 自分の意見をまとめ、発表する。他人の発表を聞き、議論できる。 | 3 | ◎ | 人間性と倫理性 | 平安時代の文化に触れることで、現代あるいはその文化を問い直す。 |
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<授業の方法>
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毎回予習した部分の感想を発表してもらい、それをもとに授業を進める。教員の解説に加え、出席者の意見を求め、議論する。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 50 % | 自分自身が読んだうえでの考察・感想かどうかをみる。 | 2 | 平常点/受講態度 | 50 % | 指定された範囲を読み、自分自身の考えをまとめてきたかどうかを確認する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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出席者の感想や意見を中心に授業を進めるので、必ず予習し、積極的に発言してください。
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<テキスト>
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- 石田穣二・清水好子, 新潮日本古典集成 『源氏物語 一』, 新潮社, ISBN:4106203014
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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1・2 授業の進め方と『源氏物語』についての説明<BR>3〜5 「桐壺」巻講読<BR>6・7 「帚木」巻講読<BR>8 「空蝉」巻講読<BR>9・10 「夕顔」巻講読<BR>11・12 「若紫」巻講読<BR>13・14 「末摘花」巻講読<BR>15 まとめ
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》 | (C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。 | ◎ |
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