授業科目名
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日本古代の政治と文化
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分類・系統 | |
時間割番号
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063009
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担当教員名
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大隅 清陽
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開講学期・曜日・時限
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後期・水・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学生対象
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<授業の目的および概要>
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日本古代の神話・伝承・歴史について、具体的なテキスト(今年度は『古事記』を用いる)を読解しつつ、古代社会の特質について講義する。また、歴史学のみならず、文学、神話学、人類学、心理学など他分野の成果にもふれ、日本文化研究の様々なあり方について考える。貴重な文化的資産である古典や歴史についての興味・関心を深め、受講生諸君が自ら学んでゆくきっかけとなることを目指したい。
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No | 重要度 | 目標 | 詳細 |
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1 | ◎ | 知識と視野 | 『古事記』という日本最古の古典の性格について知るとともに、日本古代の政治・社会・文化についての理解を深める。 | 2 | | 能力と技能 | 『古事記』を原文で読み味わい、自らの興味にしたがって鑑賞することができる。 | 3 | | 人間性と倫理性 | 古典や歴史との対話を通じ、日本の社会や文化の特質について、自ら考えてゆくための視点や方法を獲得する。 |
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<授業の方法>
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講師がテキストを朗読・現代語訳し、順次解説を加える形で行う。また、毎回終了時に、講義内容への質問をミニットペーパーに記入して提出してもらい、次回の講義にフィードバックするほか、出欠と理解度(平常点)の評価材料とする。全体で6割以上の出席を、単位取得の条件とする。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 80 % | 講義の内容を整理するとともに、自らの見解を論理的に展開する力を問う。 | 2 | 平常点/受講態度 | 20 % | ミニットペーパーの質問の内容から、自ら考え主体的に受講していたかを評価する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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テキストは古文ですが、文法や語彙の暗記は不要です。内容への関心と、自ら考えようとする意欲を重視します。オフィス・アワーは金曜16時30分から18時です。
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<テキスト>
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- 倉野憲司校注, 『古事記』(ワイド版岩波文庫48), 岩波書店, ISBN:4000070487,
(講義に必要ですので、必ず購入し、毎回持参してください。)
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<参考書>
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- 講義中に適宜紹介します。
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<授業計画の概要>
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1.ガイダンス<BR>2.『古事記』とは何か<BR> 日本最古の古典の成立とその概要を探る<BR>3.古代の天皇とその伝承<BR> 天皇の系譜と伝承は、いつ、どうして出来たのか<BR>4.神武東征(1)−東征説話の意味−<BR> 初代天皇カムヤマトイワレビコとその伝承の形成<BR>5.神武東征(2)−死と再生の儀礼−<BR> 古代王権を支える農耕社会の自然観と死生観<BR>6.神武東征(3)−久米歌と大嘗祭−<BR> 神話劇としての芸能・即位儀礼<BR>(2回から3回で1項目を終える予定ですが、全体の計画は、進度により変更することがあります)
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《機械システム工学科機械デザインコース》 | (A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける. | ○ | 《電気電子システム工学科》 | A-1:人としての常識を持ち,人の社会性を認識する
人間形成科目部門を通じて自分を取り巻く環境の中で円滑かつ持続的に活動を続けるための常識を身につけるとともに,テーマ別教養科目部門の内,「文化系」「社会系」「国際交流系」の科目を通じて歴史や様々な文化,社会の仕組みを理解し,社会人としての良識と倫理,多様な価値観を理解する広い視野を備える | | 《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》 | (A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する | ○ | 《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》 | (C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。 | ◎ | 《土木環境工学科》 | A.技術者の責務の自覚
土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。 | ○ |
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