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授業科目名
担当教員
環境法
長倉 智弘/[教育主任]
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
276180 2 J 3,4 前期 IV
[概要]
環境問題と環境法制の歴史的展開から始めて、環境法の基本理念・体系・特色、環境保全のための手法、廃棄物処理とリサイクル法制、自然環境保全法、環境アセスメント、公害環境紛争の行政的解決、と法制度を順に学んで行く中で、法的思考方法を理解してもらいたい。そして、実際の公害環境訴訟の事例とその争点を判例に即して検討して行く中で、法的思考方法に基づいて、現実の公害環境問題がどのように解決されて行くのかを理解してもらいたい。そして最後に、地球環境問題の解決をめざす国際環境法(国際条約など)についても学ぶこととしたい。
[具体的な達成目標]
この授業では、環境行政に関する法原理と環境紛争の法的処理の理解を中心に、環境法の全体像をひとまず把握することを目標にしたい。
[必要知識・準備]
特に必要知識として要求するものはないが、準備として高校の「現代社会」の教科書の環境問題に関する部分は一度読んでおいてもらいたい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 50  %授業内容を理解しているか 
2平常点/受講態度 50  %授業にまじめに出席しているか 
[教科書]
  1. 1.特定の教科書は用いず、各回に配布するプリントに沿って講義を進める。
[参考書]
  1. 大塚直, 環境法, 有斐閣, ISBN:4641134359
  2. 阿部泰隆・淡路剛久, 環境法, 有斐閣, ISBN:4641086931
  3. その他講義中に指示する。
[講義項目]
1 環境問題と環境法制の歴史的展開<BR>2 環境法の基本理念・体系・特色<BR>3 環境保全のための手法―規制的手法(総論)<BR>4 環境保全のための手法―規制的手法(各論)<BR>5 環境保全のための手法―経済的手法と環境保護の費用負担<BR>6 廃棄物処理<BR>7 リサイクル法制<BR>8 自然環境保全法<BR>9 環境アセスメント<BR>10 公害環境紛争の行政的解決<BR>11 公害環境訴訟の事例とその争点 ? 公害賠償訴訟(4大公害訴訟)<BR>12 公害環境訴訟の事例とその争点 ? 公害環境差止訴訟<BR>13 公害環境訴訟の事例とその争点 ? 公害環境行政訴訟<BR>14 地球環境問題と国際環境法<BR>15 授業のまとめ、レポート課題の説明
[教育方法]
講義形式で行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)