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授業科目名
担当教員
環境社会学
西山 志保
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
276140 2 J 3 前期 IV
[概要]
本講義では、巨視的な歴史的視点を保持しながら、具体的事例研究と理論的考察を往復運動することにより、環境問題への社会学的アプローチを提示する。具体的には、様々な環境問題が、いかなる社会的メカニズムや要因によって発生したのか(原因論・加害論)、環境悪化の帰結が、どのような人々にどのような損害や破局をもたらしたのか(被害構造論)、環境問題解決のためにはどのような形で政策や制度の形成、ライフスタイルの変革が必要か(解決論)、という主題を中心テーマとして扱う。
[具体的な達成目標]
環境問題に対する社会学的アプローチの理解を深め、住民レベル、行政レベル、企業レベルでどのような問題が発生しているのか、多角的に分析する力をつける。
[必要知識・準備]
環境問題の歴史的展開、時代背景に関する基礎知識を持っていることが望ましい
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 70  %自分なりの問題関心に基づき、レポートを論理的に展開したかをみます 
2平常点/受講態度 30  %出席回数が3分の2に満たないものには単位はでません 
[教科書]
  1. 『環境社会学』, 有斐閣, ISBN:4641085307
[参考書]
  1. 参考書は必要に応じて適宜指示する
[講義項目]
1.イントロダクション <BR> 2.環境問題への社会学的アプローチ <BR> 3.環境問題の社会史 <BR> 4.環境問題の2段階 <BR> 5.「公害・開発問題期」における加害と被害のメカニズム <BR> 6.「環境問題の普遍期」における環境破壊のメカニズム <BR> 7.社会制御としての環境政策(環境政策の変遷) <BR> 8.環境問題と住民運動(住民運動の事例研究) <BR> 9.環境問題と被害のメカニズム <BR>10.環境問題と被害のメカニズム <BR>11.環境問題とまちづくり<BR>12.環境問題とまちづくり <BR>13.欧州における都市再生と環境NPO<BR>14.アメリカにおける都市再生と環境NPO<BR>15.まとめ
[教育方法]
講義形式
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)
[学生による授業評価アンケートに関する記述]
(未登録)